ご利用にあたっての注意

「核医学(製品関連)FAQ」は、医療関係者の方を対象に、弊社製品をご使用いただく際の参考情報を提供することを目的としています。
ご使用者の判断と責任においてご活用いただき、その結果については責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
製品のご使用にあたっては、最新の添付文書をご確認いただきますようお願いします。
本FAQを許可なく複写、複製、転掲、改変等を行うことはご遠慮ください。
製品についてご不明な点がございましたら、弊社製品お問い合わせ専用フリーダイヤル(フリーダイアル0120-076-941)にお問い合わせください。

 

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メジテック® 99Mo-99mTcジェネレータ
Q.溶出方法は?
F112012
A.

以下に示します1)

 

1.溶出操作

(1) 

バイアル入り日局生理食塩液の装着
バイアル入り生理食塩液のゴム栓を日本薬局方消毒用エタノールで拭き、針カバーを取り除いた生理食塩液流入ニードルにしっかりとさしこむ。

バイアル入り日局生理食塩液の装着の写真
(2) 

コレクションバイアルの装着

1) コレクションバイアルをコレクションバイアル用鉛シールドに入れる。
2) コレクションバイアルのゴム栓を日本薬局方消毒用エタノールで拭き、針カバーを取り除いた溶出液流出ニードルにさしこむ。
コレクションバイアルの装着の写真

以上の操作により溶出が始まり、30~90秒で溶出は完了する。
溶出後は、速やかに次の処置をしておく。

 

 

 

2.溶出後の処置

溶出用ニードルガードバイアルのゴム栓(溶出液流出ニードル側針カバーの中央のゴム栓)を日本薬局方消毒用エタノールで拭き、コレクションバイアルをはずして溶出液流出ニードルにさしこむ。 溶出後の処置の写真

注意:空になった生理食塩液のバイアルは、次回の溶出まで取りはずさない。

 

 

3.再溶出

空の生理食塩液のバイアルをはずし、新しい生理食塩液バイアルのゴム栓を日本薬局方消毒用エタノールで拭き、生理食塩液流入ニードルにさしこむ。その後、溶出用ニードルガードバイアル(溶出液流出ニードル側針カバー)をはずし、前述の「1.溶出操作(2)」と同様にして溶出する。 再溶出の写真
【参考文献】
1) メジテック 添付文書(改訂5版), 2016
mfaq260
Q.溶出放射能量(理論値)は?
F112013
A.

弊社WEBサイト「医療関係者専用情報」に「メジテック®溶出量計算」を掲載しています。検査予定日時にメジテック®より溶出される99mTc放射能量の理論的計算値を求めることができますので、ご活用ください。

 

「メジテック®溶出量計算」

https://www.nmp.co.jp/member/qa/main2.html

 

なお、「日本メジフィジックス 医療用医薬品添付文書集」や「メジテック®製品情報概要」にも「メジテック ®溶出放射能早見表」を掲載しています。あわせてご活用ください。

mfaq261
Q.数日間ジェネレータの溶出間隔が空くと、テクネキット調製に影響がありますか?
F110214
A.

公益社団法人日本アイソトープ協会 医学・薬学部会 放射性医薬品専門委員会の「放射性医薬品取扱いの基本に関するQ&A集」1)には以下の記載があります。

 

一部のキットに影響が出ることがあります。ジェネレータを一度溶出してから次に溶出するまでの時間が長くなると、99mTcの壊変で生成する99Tcが増加して反応液中のTc濃度が高くなり、標識率の低下を招く恐れがあります。これを避けるため、ジェネレータは毎日溶出することが望ましいとされています。前回の溶出から長時間を経ている場合には一度溶出し(この溶液は使用しない)、その後、必要量の過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液を再度溶出して標識に用いることが望ましいです。ただし、使用直前に連続して溶出すると必要な放射能量が得られなくなるので注意が必要です。

 

なお、キット製品の中には、調製に際し、前回溶出時期からの間隔に制限を設けているものがあります2) 。 詳しくは各キット製品の添付文書をご参照ください。

(キット:用時調製用製剤)

【参考文献】
1) 公益社団法人日本アイソトープ協会 医学・薬学部会 放射性医薬品専門委員会 : 放射性医薬品取扱いの基本に関するQ&A集 Q14, 2015
2) 公益社団法人日本アイソトープ協会 医学・薬学部会 放射性医薬品専門委員会 : RADIOISOTOPES 53:155-178, 2004
mfaq262
Q.溶出用ニードルガードバイアル(溶出側針カバー)が取り外せません。なぜですか?
F162004
A.

空溶出を防止するため、生理食塩液バイアルが挿入されていない状態では、溶出用ニードルガードバイアル(溶出側針カバー)がはずれないようになっています1)

初回溶出時は、セキュリティシールを剥がし、生理食塩液側針カバーを取り、生理食塩液バイアルをしっかりとさし込んでください。

再溶出時は、前回の溶出で使用した空の生理食塩液バイアルを抜き取ってください。新しい生理食塩液バイアルのキャップを取り、ゴム栓を日本薬局方消毒用エタノールで拭き、生理食塩液流入ニードル(左側)にしっかりとさしこんでください。

 

生理食塩液バイアルが挿入されているにも関わらず溶出用ニードルガードバイアル(溶出側針カバー)が開かない場合は、担当MRまでお問い合わせください。

【参考文献】
1) メジテック 製品情報概要, 2016
mfaq263
Q.溶出液量又は放射能量が少ないときの対処方法は?
F160018
A.

カラム内に生理食塩液が残留すると、次回の溶出率が低下する場合があります1)
下記操作をお試しください。

 

1.前回使用した生理食塩液バイアルはそのまま「生理食塩液流入ニードル」にさしておく。
 (バイアルを取り除いたり、新しい生理食塩液バイアルを挿入しない。)

2.溶出側針カバーを取り外し、新しいコレクションバイアルを挿入する。

3.コレクションバイアルを取り外す。

4.新しい生理食塩液バイアルと新しいコレクションバイアルを使用して再溶出する。

 

その後も同じ現象が続く場合は、担当MRまでお問い合わせください。

【参考文献】
1) 日本核医学会・日本核医学技術学会・日本診療放射線技師会・日本病院薬剤師会 : 「放射性医薬品取扱いガイドライン 第3版」 p.10, 2017
mfaq264
Q.効能・効果及び用法・用量には、調製用キットとの組み合せ使用ができる旨の記載がないですが、調製用キットとの組み合わせ使用で、過テクネチウム酸ナトリウム(99mTc)注射液ジェネレータ(メジテック®)の保険請求ができますか?
F070016
A.

公益社団法人日本アイソトープ協会の「テクネチウムジェネレータまたは過テクネチウム酸ナトリウム注射液とテクネチウムコールドキットを組み合わせ使用した場合の保険請求について」1)には以下の記載があります。

テクネチウムコールドキットの添付文書の用法及び用量欄には「テクネチウムジェネレータの溶出液または過テクネチウム酸ナトリウム注射液を加えて注射液を調製する」旨記載があります。 また、これらの放射性医薬品はそれぞれ薬価基準に収載されています。したがって、テクネチウムジェネレータまたは過テクネチウム酸ナトリウム注射液とテクネチウムコールドキットを組み合わせ使用した場合には、核医学検査に伴う診療報酬および薬価を算定することができます。

(キット:用時調製用製剤)

【参考文献】
1) 公益社団法人日本アイソトープ協会 :放射性医薬品一覧表(平成30年10月1日現在) p.61
mfaq265