認知症の臨床 ~認知症診療におけるSPECT検査の役割について〜

機能画像検査である脳血流SPECTを用いて、認知症の鑑別診断を行うことが、認知症診断ガイドラインでも推奨されています。

本動画は、認知症診療におけるSPECT検査の重要性や症例を提示し診療のポイントに関するご紹介です。
今回は、須田病院 認知症疾患医療センター 専任医師 垣内 無一 (かいと むいち)先生に解説いただきました。


● 「警告・禁忌等を含む使用上の注意」等については添付文書 ご参照ください。
● 紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。


Chapter

1.

形態画像診断と機能画像診断の使い方

機能画像検査である脳血流SPECTを用いて、認知症の鑑別診断を行うことが、認知症診断ガイドラインでも推奨されています。
2.

形態画像診断に機能画像診断を追加した症例

脳血流SPECTの実施で最終的にアルツハイマー型認知症と診断することができ、機能画像検査を受ける重要性が示された症例です。
3.

DLBの初期症状と画像診断について

レビー小体型認知症(DLB)の機能画像検査として、DaTSCANは線条体のドパミントランスポーターの密度低下を確認できる検査です。
4.

精神疾患と診断され、SPECT検査でDLBと診断できた症例

脳血流SPECTで、後頭葉の血流低下を確認。DaTSCANで線条体のドパミントランスポーターの密度低下が確認され、若年性DLBと診断された症例です。