認知症診療に活かす 脳血流SPECT検査ページへのバナー

認知症診療に活かす 脳血流SPECT検査

後藤クリニックの紹介
脳血流スペクト検査は認知症の種類・原因を確認するために行います。

 

当クリニックは北九州市にあり、かかりつけ医として、主に内科、小児外科、外科、リハビリテーション科について初期治療を行っています。また、北九州市もの忘れ外来協力医療機関としてもの忘れ外来を開設し、認知症患者を受け入れるとともに、認知症サポート医および認知症予防専門医として、近隣のクリニックや老人ホームなどからの紹介患者や問い合わせ等にも対応し、認知症地域連携の一翼を担っています。
これまで455名の認知症患者(アルツハイマー型認知症:278名(61.1%)、血管性認知症:56名(12.3%)、レビー小体型認知症:12名(2.6%)、前頭側頭型認知症:7名(1.5%)、その他)を診療してきました。
ここでは、かかりつけ医・認知症サポート医・認知症予防専門医として、画像診断機器をもたない当院が、どのように認知症診療に脳血流SPECTを含む画像 診断を活用しているかを紹介したいと思います。
まとめ

●クリニックの認知症診療医の立場から、認知症診療における脳血流SPECTの活用方法についてまとめました。画像診断を行うには連携医療機関等に依頼するなど、ハードルは高いように思われますが、連携医療機関から得られる情報は大変貴重です。

●脳血流SPECTは認知症の早期診断や、鑑別診断のための診断情報が得られます。そのため患者・ご家族・介護者への病気の症状や、これからの治療・介護の方針説明においても、血流低下部位を可視化した画像診断の結果を利用することは大変有用です。

●我々かかりつけ医やサポート医が認知症診療のゲートキーパーとなるべきであり、日々の研鑽に加えて日常診療で認知症患者の症候と画像診断、特に脳血流SPECT検査の結果を対比させながら総合的に判断していくことは非常に重要です。

●脳血流SPECT検査を実施できる近隣の医療機関と緊密に連携しながら、増加する認知症患者に対応して、客観・公正な判断を行い、治療介護方針を決定することが大切であると考えます。