総論 東京女子医科大学 画像診断学・核医学講座 百瀬 満

読影のポイント

ポイント1

心臓と冠動脈の支配領域を理解する

1. 読影のためには、まず心臓と冠動脈との関係を理解する。

2. 図1-1に模式的に、解剖学的位置関係を示す。

  • 1 Aは、主な3本の冠動脈と心筋(短軸断面)との関係。
  • 2 Bは、極座標表示(Polar map)した心筋と冠動脈の詳細な支配領域。但し、冠動脈の走行には個人差があり、境界域では支配領域が特定できない場合がある。
  • 3 Cは、冠動脈の狭窄部位と心筋SPECTで認められる虚血領域の関係。分枝の領域についてはBを参照。
  • 4 図1-2は、左心室のSPECT断面を示す。

図1-1 読影に役立つ冠動脈と心筋の模式解剖図



図1-2 左心室のSPECT断面