冊子で学ぶ小線源療法

前立腺がん治療法あれこれ ―密封小線源治療法とは?―

制作

東京慈恵会医科大学 泌尿器科 三木 健太 先生
放射線科 青木 学 先生

監修

元埼玉医科大学国際医療センター 放射線科 土器屋 卓志 先生
国立病院機構 東京医療センター 泌尿器科 斉藤 史郎 先生
  放射線科 萬 篤憲 先生
国立がん研究センター東病院 放射線科 秋元 哲夫 先生
より一層理解を深めていただくために、
動画でもご覧いただけます。

動画で学ぶ小線源療法

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前立腺がんの放射線による治療法の1つに「小線源治療(しょうせんげんちりょう)」があります。この治療法は、小さな放射線源(ほうしゃせんげん)を前立腺の中に入れて放射線照射(ほうしゃせんしょうしゃ)を行うもので、組織内照射(そしきないしょうしゃ)とも言われています。

アメリカではヨウ素125という放射線源(ほうしゃせんげん)を使った小線源治療(しょうせんげんちりょう)が1990年頃から盛んに行われており、現在では年間5万人以上がこの治療を受けています。日本においては2003年から治療が開始され、有効性と安全性が確認された治療方法です。
現在、全国107施設で小線源治療(しょうせんげんちりょう)が実施され、年間約4000人の人が治療を受けています。