レビー小体型認知症の診断と画像検査ヘッダ

この画像検査では何を調べるの?どういうことがわかるの?SPECT(スペクト)検査の受け方 レビー小体型認知症の診断と新しい画像検査

レビー小体型認知症の診断と新しい画像検査

【監修】 横浜市立大学名誉教授 小阪 憲司 先生

main_ttl_0.gif
この画像検査では、何を調べるの?
ドパミン神経が壊れているかどうかを見ます。

従来の検査では調べられなかったドパミン神経の状態を、画像で確認します。

新しいSPECT(スペクト)検査の画像と仕組み

ドパミン神経には、ドパミンを再び取り込み、ドパミン量を調整する部分(ドパミントランスポーター)があります。ドパミン神経が壊れると同じくドパミントランスポーターが減少します。この変化を画像でとらえているのです。

新しいSPECT(スペクト)検査の画像と仕組み

img02_1_2.png

線条体のドパミン神経
こちらも合わせて参照ください

白く見える部分()がドパミン神経。レビー小体型認知症ではドパミン神経が減少するため、健康な人の場合と比べて白く見えた部分が小さくなります。

どういうことが、わかるの?
レビー小体型認知症の早期発見、他の認知症との区別がしやすくなります。

今までの画像検査だけではわかりにくかったレビー小体型認知症の早期発見に役立つ情報が得られます。またアルツハイマー型認知症との区別がつけやすくなります。

img02_3_ttl.png

認知症の種類によって症状の特徴や進行には違いがあるので、治療や症状に対する介護の仕方や生活の注意点なども違ってきます。レビー小体型認知症と診断がつけば、それぞれの症状に対する薬を用いて症状を緩和し、病気の進行を抑える治療が行えます。また、適切な介護で、ご本人の生活の質を高めることにつながります。

img02_3_btm.png

MRI 検査

アルツハイマー型認知症

レビー小体型認知症

レビー小体型認知症の人は、脳の萎縮が目立たないことがあるので健康な人との区別がほとんどつかない場合があります。

画像提供:横浜新都市脳神経外科病院

ドパミン神経の状態を見るSPECT(スペクト) 検査

アルツハイマー型認知症

ドパミン神経が減少してない

レビー小体型認知症

ドパミン神経が減少している

レビー小体型認知症では、ドパミン神経の減少がはっきりとわかります。

画像提供:横浜新都市脳神経外科病院