核医学の基礎知識

核医学検査の安全性

私たちは日常、自然界から放射線を絶えず受けながら生活しています。大地からの天然の放射線や宇宙からの宇宙線、食事や呼吸により体内に摂取された天然の放射線による被ばくを合わせると、1年間に約2.1mSv程度の被ばくを受けます。

 

核医学検査1回あたりの被ばく線量は0.5~20 mSv程度で、X線検査やCT検査でうける被ばく線量と同程度と考えられます。

 

検査の目的により投与する放射性医薬品の量は異なりますが、投与量は微量なため、副作用はまれです。(検査によってはCT検査を追加する場合があります。)