![核医学の基礎知識](/sites/default/files/2018-11/title_0.jpg)
よくあるご質問Q&A
Q:PET(ペット)とは
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画像診断法の一種で、体内に陽電子(ポジトロン)を放出する放射性医薬品(FDG)を注射し、その際に放出される放射線をPETカメラで検出し、その全身分布を断層画像にしたものです。
従来のCTやMRIなどの体の構造をみる検査とは異なり、細胞の活動状況を画像でみることができ、がん、脳、心臓などの病気の診断に有効です。
従来のCTやMRIなどの体の構造をみる検査とは異なり、細胞の活動状況を画像でみることができ、がん、脳、心臓などの病気の診断に有効です。
PET検査は感度、定量性の点でSPECT検査より優れていることから近年、使用頻度が高まっています。ただし、PET検査に用いられる放射性核種(フッ素-18(18F) 、酸素-15(15O)等)がSPECT検査に用いられる放射性核種と性質が異なるため、一般的なガンマカメラは使用できず、PET専用の装置が必要です。
*PETカメラは、360°の検出器がリング状に配置され、身体から放出される放射線を様々な角度から検出可能です。
Q:ラジオアイソトープ(放射性同位元素)、RI(アールアイ)とは
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ラジオアイソトープによってその崩壊の速度は異なり、元の半分になるまでの時間を半減期といいます。核医学で用いるラジオアイソトープの半減期は短く、数十秒から数時間ものが用いられています。
従来のCTやMRIなどの体の構造をみる検査とは異なり、細胞の活動状況を画像でみることができ、がん、脳、心臓などの病気の診断に有効です。
従来のCTやMRIなどの体の構造をみる検査とは異なり、細胞の活動状況を画像でみることができ、がん、脳、心臓などの病気の診断に有効です。
特にPET検査で用いられる放射性医薬品FDG は半減期が110分と短く、検査を行う際、様々な制限があります。