アミロイドPET検査を受けるにあたって 検査方法

※学会ガイドライン・添付文書に基づき、検診目的のアミロイドPET検査を推奨しておりません

アミロイドPET検査 検査を受けるにあたって
アミロイドPET検査 検査を受けるにあたって

監修:東京都健康長寿医療センター 認知症未来社会創造センター 副センター長 石井 賢二 先生

PET画像:GEヘルスケアジャパン株式会社より提供

検査の流れ
検査用医薬品の注射
脳内のアミロイドβプラークと結合する放射性同位元素を含んだ検査用医薬品を肘の静脈から注射します。
検査全体の中で、注射以外の痛みはほとんど感じられません。

 

検査用医薬品の注射

安 静
注射後約60~120分でお薬が脳内のアミロイドβプラークと結合します。
その間、専用のソファーでリラックスしてください。本を読んだり音楽を聴いても構いません。寝てしまっても問題ありません。

 

安 静
 
撮 影
PET装置のベッド上で横になり、頭部を約20分間撮影します。
なお、頭が動くと検査に影響しますので、意識しなくても頭が動かないように、軽く固定します。

 

撮 影
 
診 断
専門の医師がアミロイドPET画像を読み、脳内にアミロイドβプラークが溜まっているか否かをカラー画像で判定します。

 

診 断

※検査前後での、食事や服薬の制限(休薬)は不要です。(画像:GEヘルスケアジャパン株式会社より提供)

アミロイドPET検査を受ける際の注意事項

  • ● 検査の予約日時を守ってください。
  • ● 検査前の制限は特にありません。
  • ● 妊娠中・授乳中の方は申し出てください。
  • ● 何らかの治療薬を服用中の方は申し出てください。