CSR
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パーパス経営の推進で社会的価値を持続的に提供します
私たちは「核医学で、健やかな社会を創る」ことを社会に存在する意義と捉え、日々変化する医療ニーズに応えつつ、社会とともに成長するためのさまざまな取り組みを進めています。
CSRトップメッセージ
「医療への貢献」と「社会との共生」を常に意識しつつ、医療関係者の方々の良きパートナーとして社会的責任を果たしてまいります
-->詳しくはこちら働きやすい職場づくり
制度・施策
当社は、従業員のワークライフバランスの充実や生産性向上を目指して、さまざまな取り組みを行っています。近年では、テレワーク(在宅勤務)制度、全国の支店・営業所のホームオフィス(駐在)制度、コアタイムを撤廃したフレックスタイム制度などの各種制度の導入を進めるとともに、DX推進にも取り組んでいます。
次世代育成支援
男女ともに仕事と育児を両立させることができる職場づくりを目指して、育児休職制度をはじめとした各種制度の整備など、次世代育成支援への取り組みを積極的に推進しています。こうした取り組みが認められ、厚生労働省から次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主認定を受け、次世代認定マーク「くるみん」を2011年と2015年 に取得しました。また、介護についても介護休職など仕事をしながら対象家族の介護ができるようさまざまな制度を導入しています。
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核医学とは、ごく微量の放射性同位元素(ラジオアイソトープ:RI)を含む医薬品や医療機器を使って、病気の診断や治療を行う医学の専門分野です。当社では、診断と治療の両面でRIの特性を生かした製品や技術の研究開発から製造、供給、さらに近年では、当社の技術を活用して製薬企業の研究開発の効率化に貢献する受託事業を行っています。
製品供給体制
当社は創業以来「高品質の放射性医薬品を安定的に医療現場にお届けすること」を使命として日々事業活動を続け、短寿命放射性医薬品の製造供給において確固とした地歩を築いてまいりました。

創薬活動
当社は、「核医学で健やかな社会を創る」というパーパスの下、患者さん一人ひとりに最適な医療が提供される社会をめざして、アンメット・メディカル・ニーズを満たす医薬品の創製をはじめとした研究開発に取り組んでいます。また、様々なアカデミアや企業と提携し、核医学の価値最大化を探求しています。近年は、RI(放射性同位元素)の特性を生かした「セラノスティクス(治療と診断の融合)」の実現に向けた研究にも取り組んでいます。
製品の安定供給を果たすために
半減期が短く在庫ができない放射性医薬品の安定供給を果たすために、当社は全国的な規模で製造拠点を開設し、お約束した時間どおりに各医療機関に製剤をお届けするビジネスモデルを確立してまいりました。
取り組み
創薬
生体内で起きている分子レベルでの変化や反応を画像化(分子イメージング)できる放射性医薬品の特性を生かし、可視化によってこれまで困難だったタイプのがんの診断を可能にしたり、認知症の原因と疑われる物質を描出することで病態解明を助けるなど、新たな分野での利用法を開拓しています。 また、近年世界的に注目されているセラノスティクス(治療と診断の融合)にも取り組み、治療用RIとなるα線放出核種の生産研究と、それを用いた創薬研究も進めています。
αSTARTZ
腫瘍抗原に特異的に結合する抗体などのさまざまな分子に、他にはない当社独自の技術を用いて、治療用にアクチニウム225、診断用にジルコニウム89を部位特異的に標識させることができます。私たちはこの技術(αSTARTZ*)を使った標的α線治療(TAT)薬の研究開発を進めています。
*225Ac-α Site Targeting Advanced Radioisotope Treatment via 89Zr-CDx
安全・確実な生産体制
当社の製造拠点は、高品質の放射性医薬品を安全、確実に生産し、医療機関にお届けできるよう、最新のGMP(Good Manufacturing Practice: 医薬品の製造管理および品質管理に関する基準)に適合した製造環境を整えています。
主にSPECT診断薬の製造を担う千葉工場(千葉県袖ケ浦市)と兵庫工場(兵庫県三田市)に加えて、PET診断薬事業への進出に伴い、全国にPETラボを開設しました。各拠点で働くスタッフは医薬品製造のためのクリーンな環境の維持向上や、RI取扱い施設として徹底した環境管理・安全管理を常に意識しつつ、それぞれの担当業務におけるプロとして優れた品質の確保のため、昼夜を問わず総力をあげて取り組んでいます。
研究開発体制
創薬の流れ
新薬を開発し、承認取得を経て上市に至るまでには長い年月を要します。当社では、創薬の中心拠点である創薬研究所、セラノスティクス(治療と診断の融合)の研究に特化しているセラノスティクス生産技術センター、また本社の開発部門等が連携し、研究開発の効率化・迅速化に努めています。