環境保全

事業活動で使用するエネルギー量や発生する廃棄物量などの環境負荷データを把握し、継続的な削減努力を行うことで地球環境の保全に取り組んでいます。

環境データの開示

生産部門におけるエネルギー使用量、二酸化炭素排出量、廃棄物埋立量、および特定フロンの全廃に関する環境目標を定め、削減・全廃の取り組みを行っています。

働きやすい職場づくり

制度・施策

当社は、従業員のワークライフバランスの充実や生産性向上を目指して、さまざまな取り組みを行っています。近年では、テレワーク(在宅勤務)制度、全国の支店・営業所のホームオフィス(駐在)制度、コアタイムを撤廃したフレックスタイム制度などの各種制度の導入を進めるとともに、DX推進にも取り組んでいます。

次世代育成支援

男女ともに仕事と育児を両立させることができる職場づくりを目指して、育児休職制度をはじめとした各種制度の整備など、次世代育成支援への取り組みを積極的に推進しています。こうした取り組みが認められ、厚生労働省から次世代育成支援対策推進法に基づく基準適合一般事業主認定を受け、次世代認定マーク「くるみん」を2011年と2015年 に取得しました。また、介護についても介護休職など仕事をしながら対象家族の介護ができるようさまざまな制度を導入しています。

啓発活動

「読影道場」の開催

心臓核医学検査は心臓の形態ではなく、機能を画像情報として提供しています。その読影にはある程度の経験が必要であることから、当社は読影担当医に向けた学習の場をこれまで数多く提供してきました。

ここ数年の研究から、冠動脈治療には事前の虚血評価が常識となり、心臓核医学検査も改めて見直されています。そこで従来の読影担当医師のみならず、冠動脈の治療に直接携わる医師にも読影スキルを学んでいただくべく、2015年から心血管インターベンション治療学会(CVIT)で「読影道場」を開催しています。

20名足らずの少人数であたかも寺子屋風に実施されるこの企画は、心臓核医学検査とは普段あまり縁のない若い循環器内科医が自らの自由意思で参加しています。開催中は活発な質疑も行われ、終了後の参加者の満足度も極めて高い企画です。

※「読影道場」は、日本メジフィジックス株式会社の登録商標です。

コンプライアンス

当社は、国内外の法令を遵守した高い企業倫理に基づく企業活動を推進しています。

コンプライアンス経営の強化

当社では、コンプライアンスを推進する担当役員および推進責任者等を配置した体制を構築し、コンプライアンス経営の実践に努めています。その実践の具体的な基準となる「NMPコンプライアンスガイドライン」を整備し、日々の事業活動において、違法・不正行為を未然に防ぐことに取組んでいます。また、万一問題が発生しても迅速に是正が図られる仕組みも整備するなど、持続性のあるコンプライアンス活動を展開しています。

社会貢献

当社は、本業による医療分野での貢献に加え、従業員自らの意思で参加する社会貢献や、当社事業とつながりのある様々な社会活動支援を通じて、社会との共生に努めています。

病院等でのクラシックライブ開催支援

当社は、患者さんとそのご家族、また医療従事者の皆さんに、音楽の生演奏を通じて和やかなひとときを過ごしていただくため、2018年から「一般財団法人 100万人のクラシックライブ」が行う病院等でのクラシックライブの開催を支援しています。コロナ禍で一時活動を休止しておりましたが、2023年に再開し、住友別子病院や倉敷中央病院で約350名の方々に音楽をお楽しみいただきました。

保安防災

非常事態発生時の通報ルート

人身・設備事故などの緊急事態に備えて防災対策マニュアルを整備し、緊急時における適切な処置、迅速な通報などが確実に実施できるよう体制を整えています。 また、放射性物質を取扱う施設では、放射線を検出する機器を常備し、空間線量などを常にモニタリングしていますが、災害などにより放射能による汚染の可能性が万一発生した場合は、汚染の拡大防止措置を直ちに講じるなど、あらかじめ定めている防護規程に基づく緊急時の措置を速やかに行います。

>放射線管理