事業活動で使用するエネルギー量や発生する廃棄物量などの環境負荷データを把握し、継続的な削減努力を行うことで地球環境の保全に取り組んでいます。

環境データの開示

生産部門におけるエネルギー使用量、二酸化炭素排出量、廃棄物埋立量、および特定フロンの全廃に関する環境目標を定め、削減・全廃の取り組みを行っています。

環境目標

項 目

目 標

1.省エネルギー

エネルギー消費原単位

年平均1%以上の改善

2.温室効果ガスの排出量削減

温室効果ガス排出量 Scope1+2*1

2030年までに2020年度比36%削減

3.大気・水域への総排出量

PRTR法対象物質*2

大気・水域総排出量の2020年度実績以下を維持

4.廃棄物削減

プラスチック資源有効利用の推進

2025年度までに2020年度比5%以上の改善

産業廃棄物埋立量の削減

2020年度の廃棄物埋立量以下の水準を維持

産業廃棄物有効利用の推進

2025年度までに2020年度比5%以上の改善

オゾン層破壊防止

特定フロン使用機器の更新による全廃

・CFCを冷媒とする冷凍機の使用を2025年度までに全廃
・HFCFを冷媒とする冷凍機の使用を2045年度までに全廃

*1: Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
   Scope2:工場外からの電力・熱の購入などによる間接的な排出

*2: PRTR法(特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律)については、当社は適用外(対象の化学物質の排出はゼロ)

a.エネルギー使用量

b.二酸化炭素排出量

二酸化炭素排出量

 

c.廃棄物埋め立て量

項目

目標

2021年度

2022年度

2023年度

プラスチックリサイクル・熱回収量(有価物+廃棄物)

2025年度までに、2020年度比5%以上の改善

74.4t
[71.8%]
(+17.0%)

58.1t
[64.7%]
(+9.9%)

50.9t
[63.9%]
(+9.1%)

廃棄物埋立量・同指数

2020年度の廃棄物埋立量以下の水準を維持

16.6t
(-0.7t)

19.2t
(+1.9t)

6.8t
(-10.5t)

廃棄物リサイクル・熱回収率 (発生量ベース)

2025年度までに、2020年度比5%以上の改善

56.05%
(+8.09%)

50.35%
(+2.39%)

50.40%
(+2.44%)


[ ]内は廃プラスチック類廃棄物の総排出量に対するプラスチックリサイクル・熱回収量の割合
( )内は2020年度比

d.フロン類漏洩量

単位(CO2換算):t

2021年度

2022年度

2023年度

40.1

383.0

105.8

省エネ対応

生産部門を中心に本社、研究部門においてさまざまな省エネ活動に取り組んでいます。製造所、研究施設の増設により、総エネルギー使用量は増加していますが、空調設備をはじめ老朽化機器の省エネ機器への更新、空調温度の適正化、照明器具のLED化などを推進し、使用量の抑制に取り組んでいます。