運動負荷心筋シンチグラフィ/薬物負荷心筋シンチグラフィ -検査の流れ-

心筋シンチグラフィをお受けになる患者さんへ心臓の状態や働きを調べます イラスト

総監修
榊原記念病院副院長 榊原記念クリニック院長 住吉 徹哉先生
総監修
榊原記念病院 循環器内科部長 放射線科部長 井口 信雄先生
指導・協力
榊原記念病院 放射線科技師長 島田 征彦先生
撮影協力
公益財団法人日本心臓血圧研究振興会附属榊原記念病院
運動負荷心筋シンチグラフィとは

運動により心臓に負荷がかかった状態で行う検査が「運動負荷心筋シンチグラフィ」です。
運動により心臓に負荷がかかったと判断された時に「放射性医薬品」を注射し、その薬が心臓に充分にいきわたったら運動を終了していただき、心臓の働きを検査します。

  • 運動負荷時写真

    運動負荷

  • 放射性医薬品の注射の写真

    放射性医薬品の注射

  • 1回目の撮影写真

    1回目の撮影

  • 3〜4時間安静時の写真

    3〜4時間安静

  • 2回目の撮影の写真

    2回目の撮影

運動負荷の注意点
運動をして心臓に負担をかけることにより、ごくまれに心臓の発作が起こる事があります。しかしこの検査には必ず医師や専門スタッフが立会っており、直ちに適切な処置を行うことが可能です。どうぞ安心して検査を受けてください。
薬物負荷心筋シンチグラフィとは

心臓に負荷をかける方法には、運動によるもの以外に、薬によるものがあります。薬によって心臓に負荷を かける検査を、薬物負荷心筋シンチグラフィといいます。

  • 薬剤負荷時の写真

    薬剤負荷

  • 放射性医薬品の注射時の写真

    放射性医薬品の注射

  • 1回目の撮影の写真

    1回目の撮影

  • 3〜4時間安静時の写真

    3〜4時間安静

  • 2回目の撮影時の写真

    2回目の撮影

薬剤負荷の注意点
お茶、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物は、心臓に負担をかける薬の効き具合に影響が出ることがありますので、検査終了後まで控えてください。また、気管支喘息のある方など、患者さんによってはこの方法による検査を 受けることができません。必ず医師の指示に従ってください。

 

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