エヌ・エム・ピイビジネスサポート(NBS)の
新たな事業展開

新製品開発による医療分野への貢献

当社の関係会社NBSは、新たな事業への着手や研究開発の推進、新製品の発売など、着実に成長を遂げています。NMPグループとしてともに連携し、医療への貢献を目指しています。

研究用試薬・前駆体の輸入販売ビジネス

2016年6月に韓国FutureChem社と独占販売契約を締結し、同社の研究用試薬・前駆体の輸入販売を開始しました。
主として大学・研究機関へ販売供給し、新たな研究支援や合成装置の新規開発などビジネスの拡大を目指しています。

公的研究資金による研究開発推進

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究成果展開事業である「先端計測分析技術・機器開発プログラム」に東京工業大学、九州大学ならびに東京都健康長寿医療センターと共同で申請し、開発費を獲得しました。
開発期間:2016年10月~2020年3月(約3年半)
採択されたプロジェクト:「PETプローブの小型シンプル自動合成装置の開発」
この他、2016年4月に神戸大学との共同申請により池田泉州銀行「新規事業開発支援ファンド」の開発資金も獲得しています。

新製品の開発

新型自動合成装置の新規開発

従来から販売している研究用自動合成装置に加え、一般的なホットセルへの設置が可能な新型の合成装置の開発を2016年度に開始し、2017年度内に完成の予定です。高さを従来の約半分に、よりコンパクトで分割販売も可能なスタイルとしています。

スマート分注装置 “UG-XAD1”開発販売

SPECT用RI自動分注装置UG-RAD2に加え、新たにα線核種である塩化ラジウム223の分注に対応した、小型軽量で操作が簡単かつ安全な低価格の分注装置を開発しました。放射性医薬品取り扱いガイドラインに準拠し、分注履歴記憶機能を備え、また安全キャビネット内に設置が可能です。

  • 新型自動合成装置
  • スマート分注装置