レビー小体型認知症ってどんな病気?ヘッダ

レビー小体型認知症はどんな病気?

 
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【監修】神奈川歯科大学附属病院
認知症・高齢者総合内科
眞鍋 雄太先生

 

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レビー小体型認知症はどんな病気?
三大認知症の1つといわれています。

レビー小体型認知症はアルツハイマー型認知症に次いで2番目に多い認知症で、血管性認知症とともに「三大認知症」といわれています。認知症とひとくくりにされがちですが、それぞれ原因は異なり、症状の特徴や進行の仕方にも違いがあります。

レビー小体型認知症サポートネットワーク http://dlbsn.org/what_dlb.htmlより引用

三大認知症の割合の図
 

見逃されやすい、レビー小体型認知症

 

一般的な認知症は記憶力や理解力などの認知機能が徐々に低下していきますが、レビー小体型認知症は認知機能が良いときと悪いときが波のように変化します。しっかりしているときもあるため「病気」と思われないことがあります。また、初期では認知機能の低下が目立たない場合もあります。

時間の推移と認知機能レベル 認知症全般とレビー小体型認知症の傾向
幻視や認知の変動、睡眠時の異常行動、パーキンソン症状などが特徴的です。

 

認知機能の低下とその症状(幻視・認知の変動・パーキンソン症状・睡眠時の異常行動)

*:アルツハイマー病理の蓄積量が多い場合

 

 

レビー小体型認知症では、さまざまな症状がみられます。
症状のあらわれ方にも個人差があるため、パーキンソン病やうつ病、アルツハイマー型認知症など他の病気と思われやすく、症状だけでは判断が難しい病気です。