ブルークローバー・キャンペーン2011 パパの明日を、守りたい。「前立腺がん」の「早期発見・適切治療の大切さ」を伝えます。
ブルークローバー通信 vol.2 2011.06.30 ブルークローバー・キャンペーン運営委員会

PSA検査促進のムーブメントは男子プロゴルフ界からも
BLUE CLOVER JOYX OPEN 2011 開催リポート

「前立腺がん」の「早期発見・適切治療の大切さ」を発信するブルークローバー・キャンペーンは、6月18日にJOYXゴルフ倶楽部 上月コース(兵庫県佐用町)で行われたゴルフトーナメント「BLUE CLOVER JOYX OPEN 2011」に協力。一流アスリートのマネジメントを行う株式会社JOYX(ジョイックス:兵庫県西宮市)と、同社マネジメントのもと活躍するプロゴルファーとボランティアの方々の賛同を得ながら、来場ギャラリーにキャンペーン活動をアピールしました。



ブルー一色で染まるコースは6月の佐用の風物詩

中高年の男性に多く見られる前立腺がん。ゴルフ愛好家とその周囲の方々に、前立腺がんの実態と、少量の血液検査で前立腺がんの早期発見や治療効果判定ができるPSA検査について知ってもらい、末永く健康でゴルフを楽しんでもらいたい−。

そんな願いのもと、ブルークローバー・キャンペーンは2009年から同大会に特別協賛。昨年からは「BLUE CLOVER」のキャンペーン名を冠した大会として、会場のJOYXゴルフ倶楽部上月コースにたくさんのギャラリーを集めています。


2011年の今回も、JOYXに所属する「Team JOYX」の伊澤利光プロ、S・K・ホ プロ、小田孔明プロ、小田龍一プロ、井上信プロをはじめ、トッププロゴルファーが参戦。キャンペーンにちなんで、参加選手がブルーのアイテムを身につけ、コースが青一色で彩られる光景は、今や大会の風物詩です。


伊澤利光プロ

過去2度の賞金王に輝き、ゴルフ界で絶大な影響力を持つ伊澤プロは、昨年から帽子にブルークローバーのマークを刺繍してトーナメントに出場。自らPSA検査も体験するなど、当キャンペーンの活動をゴルフ界で広めているプレーヤーの一人。「帽子のマークを見た人から、『それは何?』とよく聞かれるんです。僕も、過去にPSA検査を受けた経験をふまえながら、簡単な検査で前立腺がんを見つけられる、それを広めるキャンペーンですよ、と説明します」と伊澤プロ。「どんな病気でも、そろそろ検診に行ったほうがいいかな?と思いながらも、先延ばしにすることが多いのでは?

小田孔明プロ

それが積み重なって、手遅れになってしまうこともあります。血液を採取するだけの簡単な方法がPSA検査ですから、ちょっとの時間を作って、ぜひみなさんに受けてもらいたいですね」。PSA検査経験者の伊澤プロならではのメッセージです。


同じくTeam JOYXの小田孔明プロは、さわやかなブルーの帽子をかぶりながらのラウンド。「ブルークローバーという冠が付いている大会で、選手がそろってブルーのアイテムを身につけている光景は、ギャラリーのみなさんの印象にきっと焼きつくはず。

その後、本やインターネットなどで、前立腺がんやPSA検査について調べてもらうきっかけになればすばらしいし、僕たちがその発信源になれば、これほどうれしいことはありません」とコメント。両プロは声を合わせ「プロゴルフ界から、今後もブルークローバー・キャンペーンをサポートしていきます!」と、力強く約束してくれました。


トッププロの間でも話題にのぼる「ブルークローバー・キャンペーン」

大会当日は、ブルークローバー・キャンペーンもブースを出展。キャンペーンメッセンジャーの間寛平さんが、PSA検査をよびかける等身大パネル、さ らにはメッセージビデオやポスターなどでブースが彩られ、来場者の足を止めます。


ブースでは、大会記念の特製ゴルフマーカーを販売(500円:売り上げはすべて東日本大震災への義援金として送ります)。ブルークローバーのロゴをあしらったマーカーは、トーナメントに参加するプロゴルファーが使用していることもあり、ギャラリーの反響も上々。ブース来場者一人ひとりに、キャンペーンスタッフがPSA検査の概要や受診を呼びかけました。マーカー購入者の中には、PSA検査を受けたことがある人も見られ、PSA検査の機運の高まり、また受診の裾野の広がりを実感できる機会でもありました。


白熱のラウンドは、Team JOYXのS・K・ホ プロが7アンダーで優勝。終盤のバーディーラッシュで猛チャージを見せた小田孔明プロを抑えての大会初優勝です。優勝者インタビューでは「前立腺がん啓発を行う意義のある大会で優勝でき、とてもうれしい。(前立腺がんは)予防すれば怖くない病気です!」と、勝利の喜びとともに、前立腺がん啓発に向けてのメッセージも贈ってくれたS・K・ホ プロ。着用する帽子には、ブルークローバー・キャンペーンのピンバッジが輝いていました。


JOYX 代表取締役社長
前村直昭さん

当キャンペーンの趣旨に賛同し、今大会の実施・運営にあたった株式会社JOYX 代表取締役社長の前村直昭さんは「当社がマネジメントを行うプロゴルファーたちが、他選手に前立腺がんやPSA検査の説明をしている姿がよく見られるように、彼らにも社会貢献の意識は確実に芽生えています。啓発への良い循環が生み出せるように、今後もブルークローバー・キャンペーンに協力していきます」とコメント。ゴルフ界におけるブルークローバー・キャンペーンのさらなる広まり、そしてTeam JOYX所属選手たちJOYX 代表取締役社長の今後の活躍からは、ますます目が離せません。