ブルークローバー・キャンペーン2011 パパの明日を、守りたい。「前立腺がん」の「早期発見・適切治療の大切さ」を伝えます。
ブルークローバー通信 vol.1 2011.6.24 ブルークローバー・キャンペーン運営委員会

当キャンペーンのサポーター
医療法人 社団美心会
黒沢病院附属ヘルスパーククリニックで注目イベント開催!
前立腺がん啓発活動を推進 「美心祭」 リポート

2006年の発足以来、「前立腺がん」の「早期発見・適切治療の大切さ」を広く発信している
ブルークローバー・キャンペーン。その活動を全面的に支援している「医療法人社団美心会黒沢病院附属ヘルスパーククリニック」で行われた「美心祭」の模様をお伝えします。

美心祭の会場となった「黒沢病院附属ヘルスパーククリニック」。県外からの人間ドック受診者も多いという

美心会は、前立腺がんをはじめ、多種の疾病に対する予防治療を推進しています

5月22日に開催された「美心祭」は、群馬県高崎市の中居、矢中地区をはじめとする近隣住民の間で恒例となっているイベント。趣旨は「予防医 療の重要性を伝え、皆さまの健康管理のお役に立てること」「地域の活性化に、皆さまとともに取り組むこと」。祭という形で病院を開放すること で、病院そのものをより身近に感じてもらいたいー。そんな思いからスタートした、年に1度の病院祭です。今年も、テーマ別(「乳がん」「尿も れ」「結石」「禁煙」「いびき」など)の医療ミニ講演やトークショーのほか、各種検査の無料実施など、全スタッフが一丸となって企画・準備にあ たった多彩なコーナーが展開されました。会場となったヘルスパーククリニックは、雨天にもかかわらず約3,000人の来場者でにぎわいました。


PSA検査の無料体験は大盛況!来場者の理解を深めました

ミニ講演内では、ブルークローバー・キャンペーンの活動についても話題が展開された


熊坂文成先生は「BISH
IN」の編集顧問も担当

同院が発行する健康情報
誌「BISHIN」。前立腺がん
関連の情報も豊富だ

中でも、ひときわ充実を見せたのが、「前立腺がん」関連の企画コーナー。熊坂文成先生によるミニ講演では、罹患者数が増加する前立腺がんの現状説明にはじまり、検査普及が進むアメリカを例にとってのPSA検査の有用性、ブルークローバー・キャンペーンの趣旨説明など、さまざまな切り口から、前立腺がんの早期発見・適切治療を啓発しました。計3回行われたミニ講演は、立ち見も出るほどのにぎわいに。3回目の講師を務めた山中英壽黒沢病院長からは「早期発見できれば、前立腺がんは怖くありません。PSA検査を受診し、日本を前立腺がんで死なない国にしていきましょう」という力強いメッセージもありました。


また、前立腺がんのミニ講演聴講者の中から、抽選で30人にPSA検査を無料体験してもらうイベントを実施。男性聴講者の大半が応募し、検査に対する関心の高さをうかがわせました。「PSA検査を実際に受けてもらうことで、検査=怖いという先入観を振り払ってもらえる。少しの症状でも、足を運んでもらえるきっかけづくりとして、無料検査体験を役立ててもらえれば。結果、それが早期発見につながります」(熊坂文成先生)。


広報の佐藤比呂美さん。ブルークローバーのマークをさらに浸透させたい、と心強いコメントも

講演スペースには「ブルークローバー・キャンペーン応援コーナー」も設けられました。前立腺がんと闘いながらアースマラソンを完走した間寛平さん(当キャンペーンのメッセンジャーとして活躍)のメッセージビデオやポスター、前立腺がん関連の情報ツールが並べられ、聴講後の来場者の注目を集めていました。「ブルークローバー・キャンペーン=前立腺がんの啓発運動と、スムーズに連想してもらえるよう、今後も広報誌のトピックスや健康講座の中で取り上げていきたいです」(同院広報の佐藤比呂美さん)。同院人間ドックの再受診率は高いとのことですが、前立腺がん関連に限らず、こうした地道で真摯な活動が、来院者に「定期検査の重要性」と「早期治療の大切さ」を強く焼き付けているのかもしれません。



美心祭の様子

ブルークローバー・キャンペーンの豊富なツール類。熱心に夫婦で読み込む来場者も

PSA検査無料体験の抽選には長蛇の列が

当選者にはPSA検査を実施。その日のうちに検査結果が出る迅速さも同院の特徴


医療法人 社団美心会

黒沢病院は、1977年の開院当初、まだ「予防医療」が浸透していない時代から、いち早くその概念に着目。
平成21年にはMRI、CT、超音波、マンモグラフィ、FMD検査(動脈硬化度検査機器)をはじめとする最先端の診断装置を備えた総合医療サービス施設「ヘルスパーククリニック」を完成させるなど、地域の予防医療、早期治療を支える拠点としての役割を果たしています。
早期発見の必要性が強調されている前立腺がん分野でも、理事長の黒澤功先生(日本泌尿器科学会評議員などを歴任)、院長の山中英壽先生(群馬大学名誉教授・財団法人前立腺研究財団理事長)に、ブルークローバー・キャンペーンのサポーターを務めていただくなど深い関わりも。
前立腺がんの「早期発見・適切治療」推進への姿勢は、日常の院内業務にも表れています。同院HPのトップページには「ブルークローバー・キャンペーン」HPへのリンクが設定されているのをはじめ、来院者向けの季刊広報誌「BISHIN」内では、前立腺がんの話題がたびたび取り上げられるほど。ヘルスパーククリニックでは、前立腺をより鮮明に撮像できるMRI検査とPSA検査がセットになった「メンズドック」も開設し、年間のPSA検査は1万件以上にも及んでいます。
医療法人 社団美心会 http://www.bishinkai.or.jp/