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前立腺がんは、2020年には日本の男性のがんの中で、罹患者数が第2位になると予測されています。一方で、進行が遅く、効果的な治療法も多いため、早期に発見できれば治りやすいがんともいえます。前立腺がんの早期発見の大切さと最新の治療について共に考える「ブルークローバー・キャンペーン シンポジウム」が9月9日、大阪市のクリスタルホールで開かれました。テーマは「いま、がんは検診で防ぐ」。専門家の講演とパネルディスカッションで、早期発見がなぜ大切なのか、治療の方法、医師や病院の賢い選び方などについて話し合われました。要約してご紹介します。

検診医の立場から、がん検診についてお話しします。現在、日本人の死因の第一位はがんであり、3人に1人ががんで死亡しています。特に成人男性では、女性の2倍以上のがん死亡率です。がん罹患率、死亡率ともに今後もさらに増え続けると推測されています。
がんは検診で早期発見するのが一番ですが、日本人のがん検診受診率は10〜20%で、欧米の70〜80%(乳がんや子宮がん検診)に比べて格段に低いのが現状です。検診の一つとして、人間ドックがあります。人間ドックは精度の高い検診で、早期がん発見率も高いという特徴があります。
人間ドックには、新しい検査機器や診断技術が取り入れられています。例えば胃がんは、X線透視と比較して、内視鏡では2〜2・5倍発見率が高く早期がん比率も高い。大腸がんも、便潜血検査に内視鏡を併用するとがん発見率も早期がん比率も高くなる。肝臓・胆嚢
がんは症状が出てからでは手遅れです。症状がない早期に発見することが大切であり、そのためには検診が不可欠です。年に1回の検診を必ず受診し、要精密検査といわれたら、適切な医療機関で必要な精密検査や治療を受けてください。また、生活習慣の見直しや禁煙を心がけ、普段からがんの予防に努めることも大切です。

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