骨シンチグラフィを臨床に活かす

骨シンチグラフィを臨床に活かす
  • 医薬品にかかる「警告・禁忌等を含む使用上の注意」ならびに医療機器にかかる「使用上の注意」等の最新の情報は電子化された添付文書等をご参照ください。
  • 紹介した症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。

骨シンチグラフィは、全身の骨代謝の状況を調べる核医学検査です。前立腺癌、乳癌および肺がんなどの転移性骨腫瘍、原発性骨腫瘍、その他、骨髄炎、関節炎、骨折などの骨疾患の診断に用いられています。

 

 

 

 

骨シンチグラフィの撮像法

骨シンチグラフィの撮像法は平面像であるプラナー撮像が標準ですが、断層像が得られるSPECT撮像を追加する事で特異度が向上するとされています。1)
SPECT画像とCT画像の融合画像は偽陽性の鑑別に用いられるなど、SPECT/CTカメラの普及が今後も望まれます。

骨シンチグラフィの撮像法

1)J Clin Oncol.2016;34(12):1402-18
核医学画像解析ソフトウェア

核医学画像解析ソフトウェアの登場によって、骨シンチプラナー画像をもとに、「全身骨格に対する骨転移腫瘍領域の構成比であるBSI(Bone Scan Index)という指標」、また、骨SPECT画像をもとに、「病変毎のSUV(Standard Uptake Value)という指標」を自動的に算出することが可能となり、近年、骨転移の定量的なアプローチが注目されています。

VSBONEとGI-BONE

 

ソフトウェアについて
VSBONE BSI イメージ

 

管理医療機器
一般的名称:汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム
製造販売:日本メジフィジックス株式会社
販売名:核医学画像解析ソフトウェア VSBONE BSI
認証番号:301ADBZX00029000

GIBONE imege
(本機能はmedi+FALCONに含まれます)

管理医療機器
一般的名称:汎用画像診断装置ワークステーション用プログラム
製造販売:日本メジフィジックス株式会社
販売名:核医学画像解析ソフトウェア medi+FALCON
認証番号:301ADBZX00045000