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50歳になったら年に1度はPSA検査を
前立腺がんからパパを守る!
監 修:九州大学病院 泌尿器科 教授 内藤 誠二

小冊子版をPDFにてダウンロードしていただけます。

【part1】前立腺がんは近年急増しています。

前立腺がんは、中高年の男性に多くみられるがんです。
アメリカではすでに10年以上前から、男性のがんの中で罹患(りかん)率(病気にかかる比率)が最も高くなっています。

日本でもライフスタイルの変化にともない近年急激に患者数が増え、2020年には2000年の約2.8倍になり、肺がんに次いで第2位の罹患率になると予想されています。前立腺がんは早期に発見し適切に治療すれば、完治も期待できる病気ですから、今後ますます早期発見が重要になってきます。

とくに前立腺がんのリスクが高まる50歳以上の男性や、家族に前立腺がんの人がいる男性は、定期的に検診を受けることが大切です。

男性におけるがんの罹患者数と将来予想

【part2】前立腺のはたらきと前立腺がん

前立腺の位置としくみ

前立腺とは、男性だけが持っている臓器で膀胱のすぐ下にあり、尿道を取り囲むように位置しています。クルミのような大きさをしており、形もクルミとよく似ています。精液の一部である前立腺液をつくり、精子の運動機能を助けるはたらきをしています。

前立腺にできるがんを前立腺がんといい、多くは尿道から離れた辺縁にできます。前立腺がんは一般に進行が緩やかで、比較的おとなしいがんです。初期は症状が少ないため発見が遅れがちですが、進行すると「おしっこの出具合が悪い」、「血尿がでる」などの症状があらわれ、さらに進行し骨に転移すると「腰が痛い」などの症状があらわれます。

その他の前立腺の病気には前立腺が肥大しておこる前立腺肥大症がありますが、自覚症状はとてもよく似ています。

【part3】PSA検査は前立腺がんを発見するための血液検査です。

前立腺がんの進み方

PSA検査とは、前立腺がんを発見するための血液検査で、PSA値が高いほど前立腺がんが疑われます。
PSAとは、前立腺に特異的なたんぱく質の一種で、健康な人の血液中にも存在します。しかし、前立腺の病気になると血液中に流出し、PSAが増加するため、前立腺がんの可能性を調べるとともに、早期発見のための指標として用いられています。

PSA検査はごく少量の血液があれば測定が可能で、通常の血液検査と合わせて簡単に行うことができます。

前立腺がんは、初期は症状も少ないため発見が遅れがちですが、早期に治療すれば完治も十分に可能ですから、できるだけ早期の段階で見つけるためにも定期的に検査を受けることがとても大切です。

※PSAはProstate Specific Antigenの略で、正式には前立腺特異抗原といいます。

【part4】PSA検査は継続して受けることが大切です

前立腺がんは早期のうちに発見できれば、治療法の選択の幅も広く、完治する確率も高くなります。外来受診で前立腺がんが発見されたケースでは、転移がんが38%と、転移のない限局がんの32%に比べ高い割合だったのに対し、PSA検査などの検診によって発見されたケースでは、61%が限局がんで、転移がんは11%にすぎなかったことが報告されています。

「早期発見・適切治療」のために、50歳になったら、1年に1回PSA検査を受けるようにしましょう。以前受診したときに正常値だった方でも安心はできません。前立腺がんでは、PSA値が徐々に上昇していくため、定期的に検査を受けて、PSA値の変化をチェックすることが大切です。なお、家族歴がある(近い血縁に前立腺がんになった人がいる)方では、前立腺がんのリスクが高まるとされていますので、40歳になったら、定期的検査を受けるようにするとよいでしょう。

外来で発見されたがんと検診で発見されたがんの比較
偶発がんとは、他の病気の診断のもとに手術を受け、切除された前立腺の組織にたまたま発見されたがんをいいます。
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