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パーヒューザミン®
サイクロトロンRI製剤
Q.脳への集積機序は?
F080155
A.

123I-IMPの脳への集積機序は、脳内での血管内/脳実質組織のpH勾配、脂質/水分配係数並びに脳及び脳内毛細血管内膜に局在する相対的非特異的な高容量アミン結合部位への親和性などの作用が複合しているのであろうといわれています1)

【参考文献】
1) パーヒューザミン注 添付文書(第1版), 2022改訂
Q.尿中排泄率は?
F180156
A.

健常成人男性2例に123I-IMP 111MBqを投与し、尿中排泄率を測定した結果、0~6時間で1.6%、6~24時間で26.3%であり、0~24時間での累積尿中排泄率は27.9%でした1)

【参考文献】
1) 関 宏恭 : 金沢大学十全医学会雑誌 95:279-294, 1986
Q.開眼・閉眼による画像への影響について情報はありますか?
F130153
A.

日本核医学会 核医学イメージングガイドライン作成委員会「核医学診断ガイドライン2008」1)の「Ⅰ中枢神経系 1.脳血流シンチグラフィ(SPECT)」には以下の記載があります。

(3)検査法

 (C)撮像法
脳血流は動脈血CO2分圧や神経活動により変化しやすいため、投与は安静臥床して閉眼にて行い、撮像までできるだけ安静を保つ。

 

他に、閉眼で視覚野の血流が低下し、光刺激で視覚野の血流が増加したとの報告2)があります。

【参考文献】
1) 日本核医学会 核医学イメージングガイドライン作成委員会 : 「核医学診断ガイドライン2008」 p.4, 2008
2) Hill TC 他 : J Nucl Med 23:191-195, 1982