レビー小体型認知症を考える

レビー小体型認知症(DLB)は変性性認知症の中ではアルツハイマー型認知症(AD)に次いで多いとも言われているが、日常臨床では見逃しも多く、DLBと診断できていない症例も多い。その原因として、症状が類似しているうつ病やADと診断されたまま治療されているケースが多い。


今回は昭和大学医学部 内科学講座 脳神経内科学部門 教授 小野 賢二郎(おの けんじろう)先生に、認知症診療時にDLBを疑うべき症状やAD、うつ病との鑑別、そして診療を進めるうえでの脳SPECT(脳血流/ドパミントランスポーター)検査の活用法を症例で解説いただきました。

*本動画は、2021年1月26日(水)に実施したWeb講演会の内容を一部抜粋したコンテンツです。

*公開期間:2021年6月30日まで

Chapter

1.

脳SPECT活用事例

レビー小体型認知症は多彩な症状を呈するため、診断には臨床診断基準の中核的特徴、指標的バイオマーカーに着目していく必要があります。
指標的バイオマーカーが役立った症例を提示します。
2.

うつ病、アルツハイマー型認知症、それともレビー小体型認知症?

臨床診断でアルツハイマー型認知症と診断される中には非典型的なレビー小体型認知症が含まれている可能性があります。また、抑うつ、不安などの精神症状が目立つ場合はレビー小体型認知症を鑑別する必要があります。
3.

薬物治療、患者ADL、家族への貢献

適切にレビー小体型認知症を診断することで、薬物治療の選択、患者ADL向上、患者家族の負担軽減に貢献することができると考えます。