ブルークローバー・キャンペーン2014 パパの明日を、守りたい。「前立腺がん」の「早期発見・適切治療の大切さ」を伝えます。
ブルークローバー通信 vol.18-4 2015.01.23 ブルークローバー・キャンペーン運営委員会

前立腺がん 知ることの大切さ ブルークローバー・キャンペーン2014 前立腺がん啓発活動リポート4

ブルークローバー・キャンペーンは、前立腺がんの早期発見・適切治療を推進し、日々進化する治療の最新情報を伝える取り組みを続けています。

その活動の一環として、毎年秋には複数の医療機関と協力し、無料PSA検査の提供のほか、前立腺がんの基本的知識を広く発信する活動を展開。年を追うごとにその協力医療機関数を増やし、キャンペーンのメーンメッセージである「前立腺がんの早期発見・適切治療」の大切さを、全国に浸透させています。

9/21(日)剤生会横浜市東部病院 前立腺がんスクリーニングキャンペーン
がんへの意識高まる横浜市 強力な啓発メッセージの発信地として

中島洋介先生(済生会横浜市東部病院副院長・泌尿器科部長)司会のもとで開かれた市民公開講座には94人が出席。ョ母木洋先生(鶴見皮ふ科泌尿器科院長)による「前立腺がんの検診とPSA検査について」、宮ア保匡先生(済生会横浜市東部病院泌尿器科医長)による「前立腺がんの治療について」の2講演を、参加者は熱心に聞き入ります。その後行われた質疑応答(進行役:小杉道男先生<済生会横浜市東部病院泌尿器科医長>)でも、積極的に質問をする参加者の姿が。「前立腺がんについてまとまった形での講演を受ける機会がなかったので、非常に参考になった」「質問に対して先生の答え方が明快でわかりやすかった」などのアンケート結果が得られ、有意義な時間となったようです。また同日実施の無料PSA検診は60人が受診。がん相談専門員らが、がんに関する各種相談を行う「がん相談ブース」も設置され、会場各所が活気にあふれていました。

2014年10月1日からは「横浜市がん撲滅推進条例」も施行され、横浜市民のがんに対する意識や関心は高まりを見せています。そうした機運のもと、済生会横浜市東部病院はこのたび「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けたこともあり、前立腺がんをはじめとするがんに関する啓発を強化しているといいます。そうしたタイミングで、2年連続の開催となった今回のイベント。終了後は早くも「ぜひ来年もやりましょう!」の声が、おそろいのブルーのポロシャツを着たスタッフからあがっていました。