「もの忘れ」が気になる方々へ

認知症かな?と思っても治る病気の場合があります。

アルツハイマー型認知症でみられる症状の進行を抑えるために、4種類の治療薬を使うことができます。

また、そのほかの認知症についても、それぞれ効果的な介護の方法が研究・実践されています。ですから、認知症の原因となっている病気を知り、適切な対応に努めることで、患者さんの心の安定と、介護するご家族の負担の軽減が望めます。

日本で使用可能なアルツハイマー型認知症治療薬

アルツハイマー型認知症の患者さんの脳の中では、記憶と学習に関係する神経伝達物質「アセチルコリン」が減少しています。また、「グルタミン酸」という神経伝達物質が過剰となり、いろいろな悪さをしています。そこで……

アセチルコリンの分解を抑えて伝達量を増やす薬

軽度〜高度  1日1回服用

軽度〜中等度 1日2回服用

軽度〜中等度 貼付剤 1日1回 場所を変えて貼付

グルタミン酸の受け皿(受容体)にフタをしてしまう薬

中等度〜高度 1日1回服用 興奮などを抑制

病気の特徴をふまえた接し方を心がけることで、
患者さんの気持ちが落ち着き、介護負担が軽減します。
アルツハイマー型認知症

同じことを何回も聞いてくるときは、患者さんの心を別の方向に向けるとよい場合があります。

レビー小体型認知症

頻繁に訴える幻視などを頭から否定せず、患者さんが安心するような働きかけをします。

家庭でできる・家族ができるチェックリスト。

日常生活でこのような出来事がいくつかみられるときには、一度かかりつけ医や、神経内科・精神科などの専門医療機関に相談することをおすすめします。
受診の際は、思い当たる項目(□)にチェックを入れて持参してください。

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もの忘れがひどい

同じことを何回も言う、聞いてくる

しまい忘れや置き忘れが多く、いつも探し物をしている

言われたことを聞いていないと言い張る

時間や場所がわからない

約束、予定の時間を間違える

慣れた場所で迷子になる、迷う

意欲がない

外出や他人とのつき合いを嫌がる

1日中テレビばかりみている

今まで楽しみにしていた趣味に関心を示さない、しなくなった

口数が少なく、ぼーっとしていることが多い

怒りっぽい、人柄が変わった

些細なことですぐに怒り出すようになった

自分の失敗を他人の責任にする

他人を疑うことが多くなってきた

日常生活であれっと感じることが多くなった

同じ物を何回も買ってくる

料理の味が濃くなってきた

新しく購入したレンジなどの使い方を覚えられない

季節に合った衣服の選択に戸惑う、手助けを求める

持ち物や約束ごとを何回も確認する

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