日本メジフィジックス 医療関係者専用情報

※本投稿規程は、『Journal of Nuclear Medicine』の2016年3月24日時点の投稿規程を日本メジフィジックス(株)が日本語翻訳したものです。投稿規程は予告なく更新されますので、必ず最新の投稿規程を確認するようにしてください。

論文の種類

Original scientific and methodology articles (原著論文)は、5,000ワード以内とする。タイトルページ、謝辞、抄録、本文、開示(disclosure)、引用論文、表と図の説明を含めた全てのデータの語数が5,000ワード以内であること。印刷版では原著論文を8ページに納めることを目標としている。図は7枚以下(最大14パーツとし1つの図につき4パーツを超えない)、表は7枚以下、引用論文は40報以下とする。抄録は見出しをつける形式(structured abstract)とし(6. Cを参照のこと)、350ワード以内とする。

Brief Communications (短報)は、新規で広い領域で重要となるデータ、合成および概念を示す文書とする。語数は2,500ワード以内とする。タイトルページ、謝辞、引用論文、表と図の説明を含む全てのデータの語数を2,500ワード以内とする。印刷版では、短報は5ページに納めることを目標としている。図は4つ以下、表は2つ以下、引用論文は20報以下とする。抄録は見出しをつける形式(structured abstract)とし(6. Cを参照のこと)、150ワード以内とする。

Letters (レター)は、過去に発表された内容や、一般的に興味が持たれる問題を論じるもので、簡潔で論点を明確に示すものであること。レターには表題をつけ、Manuscript Submission (2.論文の投稿)の章に従い、著作権譲渡同意書を沿えて投稿すること。原稿は全て、編集に供する。過去に発表された論文のコメントを投稿する場合は、当該論文の発表日から1年以内に投稿すること。レターには図表を用いず、引用論文は10報以下とする。

症例報告は受け付けていない。

形式に関する必要事項

A.

全般的注意マージン(余白)は少なくとも1.5インチ(4cm)、文字サイズは10ポイント以上とし、全体を通してダブルスペース(1行おき)で印字すること。セクションを以下の順に記載すること; タイトルページ、抄録、本文、開示(disclosure)、謝辞、引用論文、図説、表。各ページには、抄録記載ページを1ページ目とする通し番号をつけること。ページ番号やヘッダー、フッターなど、自動で挿入される機能は用いないこと。

B. タイトルページ原稿のタイトルページには、次の各項目を記載すること。

(1) 簡潔かつ情報性に富んだ論文タイトル(200字未満)
(2) 40字(スペースも含む)以内の短い見出し(見出しとわかるよう指示すること)
(3) Byline(著者名表記欄)に著者資格を満たす者を最大10名まで記載(各著者のファーストネーム、ミドルネーム(イニシャルで)、ラストネームを示す)
(4) 各著者の所属名として、研究が行われた部署名、および施設名
(5) 必要に応じて、免責条項(disclaimer)
(6) 原稿の責任者であり、別刷の請求先となる著者1名の名前、住所、電話番号、FAX番号、および e-mailアドレス。別刷の請求不可の場合は、その旨を記載すること。
(7) 筆頭著者の名前、住所、電話番号、FAX番号、およびe-mailアドレス(現在、筆頭著者が研修医、学生等の研修生である場合はその旨特記する)
(8) 論文のワード数

なお、財政面で支援を受けた機関については、開示(disclosure)(6.K.参照)だけでなくタイトルページにも記載すること。
C.

抄録抄録は短報を含む原著論文で必要となる。原著論文では最大350ワード、短報は最大150ワードとし、原理(研究目的)、方法(研究対象や実験方法、観察方法や解析方法についての説明)、結果(主な所見)、および主たる結論の4項目を内容別に明記すること。原理を除き、各項目の前には見出し(Method、Result、およびConclusion)を付けること。また、抄録と共に3〜5つのキーワードを提示すること。

D.

本文手技は、他の研究者らが結果を再現できる程度に詳細に明記する。表題、抄録および本文には過大な用語やフレーズを用いない。考案や装置の優位性(superior, best)、卓越性(first, novel, unique)または性能に関する質的な主張は受け付けない。順位付けしたり、箇条書きにしない。ブランド名または商標名のある装置、医薬品その他の製品については、製造者の名称を括弧書きで付記しなければならない。ブランド名や商標名よりも一般名を用いることが望ましい。一般に、Original scientific and methodology articles (原著)の章立ては次の通りとする。

Introduction (緒言)
緒言は短く、焦点を絞った内容とする。最終パラグラフでは、検討する仮説を述べる。

Materials and Methods (材料と方法)
「材料と方法」では、Institutional Review Board (IRB, 施設内審査委員会)の承認、書面によるインフォームド・コンセント、Health Insurance Portability and Accountability Act (医療保険の相互運用性と責任に関する法律)の遵守や、animal care committee (実験動物委員会)の承認(該当の場合)を含める。IRBと同意に関する標準的な表現は次の通り。
“The study has been approved by the institutional review board [or equivalent], and all subjects signed a written informed consent form [or the need for written informed consent was waived].” (訳:本研究は、施設内審査委員会[またはそれに類する部門]の承認を得た。全被験者より、文書による同意を得た[または同意書の取得は不要とされた])。
臨床試験の登録番号を適宜明記する(http://www.clinicaltrials.gov/)。新規放射性医薬品をヒトに初めて投与する研究については、被験薬の投与質量の平均値、標準偏差と範囲、ならびに平均投与線量を明記し、臨床的に検知可能な薬理作用を明記する。STARD statement (http://www.stard-statement.org)またはCONSORT statement (http://www.consort-statement.org/consort-statement)のチェックリストとフロー図を適宜参照すること。被験者の数と選択については明確に示し、試験がプロスペクティブ試験かレトロスペクティブ試験のいずれであるかも示すこと。手技は詳細に明記し、他の研究者が再現できるようにすること。最終パラグラフには、統計解析の方法を明記すること。
前臨床試験の論文は、方法の項目は下記にある情報を提供することを勧める。“Guidance for Methods Descriptions Used in Preclinical Imaging Papers” (Stout D, Berr SS, LeBlanc A,et al. Mol Imaging. 2013;12[7]:1-15)

Results (結果)
「結果」の本文には、図表に示した情報を反復して述べない。百分率を示す場合は、分子と分母の数値を括弧書きで付記する。

Discussion (考察)
「考察」では、結果で新たに得られた知見を要約して示し、他の研究との対比でその意味を論じる。試験の限界と偏りについても述べなければならない。

Conclusion (結論)
「結論」は簡潔に記すこと。

E. 引用論文

引用論文(原著論文や技術論文は40報以内、短報は20報以内、レターは10報以内)は、本文中で引用される順に通し番号をつけ、本文中へは、その引用番号を括弧で括って、イタリック文字で表記すること。図表中でのみ引用した論文についても、引用論文リストの末尾に含めること。
引用論文のリストの記載形式はAMA Manual of Style:A Guide for Authors and Editors(http://www.amamanualofstyle.com/oso/public/index.html)に従うこと。雑誌の略称は、Pub Med.gov. にあるJournal Database (http://www.ncbi.nlm.nih.gov/nlmcatalog/journals)に従って記載すること。また雑誌は発行年と巻のみ記載し、発行月や号は記載しないこと。"Unpublished observations(未発表の意見)"や"personal communications(私的な通信文)"については、口頭通信だけでなく文書によるものであっても引用論文に含めず、本文中でその旨を明記の上記載すること。"in press"として引用する論文は既に受理されたもののみとし、投稿準備中もしくは投稿中の論文は含めないこと。引用論文リストには著者が責任をもって正確なものを記載し、必ず原著論文と照合すること。引用論文の著者が6名までの場合は全員を記載し、7名以上の場合は筆頭者より3名だけを記載し、後ろに et al. をつけること。

【論文引用時の記載例】
Alawneh JA, Moustafa RR, Marrapu ST, et al. Diffusion and perfusion correlates of the 18F-MISO PET lesion in acute stroke:pilot study. Eur J Nucl Med Mol Imaging. 2014;41:736-744.

Fotos JS, Tulchinsky M. Standing prone positioning in establishing causality between matched ventilation-perfusion defects and pleural effusion. Clin Nucl Med. September 22, 2014 [Epub ahead of print].

Huang S, Doke A, Zhang Y, Wang X, DeFilippo F, Heston W. A novel [F-18] aluminum-fluoride labeled PSMA tracer with minimal background uptake [abstract]. J Nucl Med. 2014;55(suppl 1):499.

【書籍引用時の記載例】
Prakash D. Nuclear Medicine: A Guide for Healthcare Professionals and Patients. New York, NY: Springer; 2014:118, 147.

Heiss W-D, Drzezga A. PET/MR in brain imaging. In: Carrio I, Ros P, eds. PET/MRI: Methodology and Clinical Applications.New York, NY: Springer; 2014:109-126.

【インターネット記事引用時の記載例】
Orange book: approved drug products with therapeutic equivalence evaluations. U.S. Food and Drug Administration website http://www.accessdata.fda.gov/scripts/cder/ob/default.cfm.Updated May 17, 2013. Accessed May 8, 2014.

リストの作成に当たって、EndNote(Thomson Scientific)が役に立つ。JNM用のアウトプット形式はこちらから入手可能である。
http://endnote.com/downloads/styles

F.

単位 いずれの測定値も国際単位系(SI単位系)を使用すること。SI単位系の後に旧単位系を使用してもよいが、括弧で括って記載すること。放射能量の単位にはmCiではなく、MBqを利用すること(1mCi=37MBq)。

G.

略称および記号 単位を除き、JNMは略称の使用を推奨しない。可能な限り、略称ではなく正式名称を記載すること。周知されている略称であっても、最初に使用する際に、正式名称を省略せずに記載し、その後に略称を括弧で括って記載すること。

H.

原稿ファイルの最後に掲載し提出すること(別のファイルにしない)。また、表を画像にして提出しないこと。タブキーや空白キーで区切られた表は許可しない。Microsoft Wordの表フォーマットまたは類似のフォーマットで作成することを推奨する。表は7つまでとする。ただし、線量測定に関する論文の場合はこの限りではない。表は1ページ以内におさめる。

表は、単独で内容を説明できるものとし、本文との重複を避け、かつ本文を補足するものであること。表には本文中で引用される順に、番号をつけること。番号は“TABLE.”の後にアラビア数字でつけること。表題は内容が理解できかつ簡潔なものにすること。表題の下、各欄の見出しの下、表の下には横罫線を入れること。縦罫線は使用しないこと。各欄に簡潔な見出しをつけること。

説明は脚注に記載し、表題には記載しないこと。脚注をつける場合は、の記号をこの順番で使用すること。脚注には、全ての略語を記載順に定義すること。また、標準偏差や平均値の標準誤差等の統計学的変動測定値については脚注に入れること。他の論文よりデータを引用する場合は、その出典元の出版社より書面にて許可書を入手し、引用論文の欄に出典元を記載すること。加えて、以下ようにcredit line(著作権者名)を脚注に記載すること; “Reprinted with permission of Ref. X.”。未発表のデータを利用する場合は主要研究者から許可を得ること、また十分に感謝すること。

I.

オンライン投稿の詳細については以下のサイトを参考にすること。
http://submit-jnm.snmjournals.org/submission/submissionhelp.
図は明瞭で、かつ本文を補足するものであること。画像は核医学にとって主要な観点であるため、鮮明で高品質の図を選択することが極めて重要である。質の悪い図については、修正あるいは差し替えるよう著者に要求する。いずれの図も、関心領域を明示し周辺領域は必要最低限にとどめること。

投稿する図は論文の長さに見合う数とし、最大7つまでとすること。これら7つの図は最大14までの別々のパートで構成する事ができる。1つの図につき4つ以上のパートが該当することは好ましくない。各図には通し番号をつけ、本文中ではその番号順に引用すること。
可能であれば、投稿する図は掲載時と同じサイズで提出すること(縮小が不要となるため)。図のフォーマットは、Single-column(8.5cm幅で掲載したもの。最大許容幅は11cm)、Mid-size(11.4cm幅で掲載したもの。最大許容幅は14cm)、または、Double-column(17.4cm幅で掲載したもの。最大許容幅は22cm)のいずれかとする。全ての図内の文字はフォントをArialで、サイズを8-12で記載すること。複合図はまとめておき、それぞれの図の左上の端にサイズ12、Helveticaフォントでアルファベットを振ること。(例:A, B, C)

図の例:single-column フォーマットによるフローチャート。
Arialフォントを使い、各行の最初の単語のみ大文字にすること

カラー図も掲載可能である。カラーファイルはRGBカラーで作成し、ICCプロファイルを適用する。

デジタル画像の解像度は300dpiのみが認められる。インターネット上の画像の解像度(72dpi)は良好な複製を行うには低すぎるため、ほとんどの場合認められない。ファイルのフォーマットは.tiff、.eps、.jpeg、.ppt、.doc、または.pdfを用いること。.jpegを用いる場合、画質はmedium(普通)、または、good(良い)で設定すること(画質設定は6以上とする)。.ppt、.doc、.pdfフォーマットに含まれる全ての画像はそれぞれ別のファイルで提出すること。図は原稿の図説の前にも載せておくこと。デジタル画像は、図の規定に合う大きさにし、ファイルサイズは最小限にとどめること。

投稿されたすべての図はThe Society of Nuclear Medicine and Molecular Imagingの所有となる。

動画は補足資料としてオンラインで公開される。

J. 図説

図説は簡潔なものとし、かつ本文で反復させないこと。各図には“FIGURE.”の後にアラビア数字で番号をつけること。2つ以上の部分から成る図の場合、図説で各部について明確に説明すること。図中に入れた文字や矢印等については、充分に説明すること。各図に使用した略語については、図説中でアルファベット順に説明すること。

別ファイルでの提出に加えて、各図は原稿ファイルの図説のセクションの各図説の前に挿入すること。

JNM誌に掲載する図としてはオリジナルのもの(未発表のもの)が望ましいが、既発表のものを使用する場合は、その出典元の発行者より著者が責任をもって書面にて再版許可書を入手すること。また、オリジナルの図版の出典元は引用論文の中で明記し、また、図説中にcredit line(著作権者名)を“Reprints with permission of Ref. X.”と括弧で括って記載すること。なお、投稿時にすべての許可書を編集者宛に送付すること。

K. 開示(Disclosure)

International Committee of Medical Journal Editorsの開示(disclosure)フォームで報告された潜在的な利益相反は原稿で開示すること。発表(Publication)を考慮した研究において、第三者から受け取った交付金やコンサルタント料、旅行代金、謝礼金などのすべての報酬が含まれる。 投稿した研究以外での、雇用やロイヤルティ(使用料)、ストックオプション(株式購入)、特許などのすべての関連する経済的活動も開示すること。

企業から出資を受けたもしくは企業から支援を受けた研究について、その企業法人の社員やコンサルタントではない著者はすべてのデータが、利益相反が存在する社員やコンサルタントのコントロールを受けたことを明示すること。

L. 謝辞

著者が感謝の意を示したい個人については謝辞の欄に記載すること。加えて、“2.論文の投稿”に記載されている著作権譲渡書内の条件1-3は満たさないものの、研究に貢献した人についても謝辞に記載すること。

M. 補足データ 論文の結論を裏付けるために必要なすべてのデータは原稿の中で提示されなければならない。論文に不可欠なその他のデータ(例: 大規模な表)や専門家の興味を引くがJournalに載せるほど重要でないものは、補足データとしてオンラインのみで公開することができる。データは説明付画像、表、ビデオを含む。補足テキスト(text)は含めない(過去の出版物に記述がある方法は、原稿でその出版物を参照とする)。補足データにはデータを説明する簡潔なタイトルをつけ、本文中で“Supplemental Table 1(補足表1)” のように直接引用する。補足書類は編集の手を加えず、著者により提出されたまま掲載するので、ファイルは公開の準備ができた最終版を提出すること。どのタイプのものも補足データとなりうる。.pdfではなくオリジナルファイルで提出すること。タイトルページを含めないこと。