日本メジフィジックス 医療関係者専用情報

※本投稿規程は、『European Journal of Nuclear Medicine and Molecular Imaging』の2016年3月24日時点の投稿規程を日本メジフィジックス(株)が日本語翻訳したものです。投稿規程は予告なく更新されますので、必ず最新の投稿規程を確認するようにしてください。

表

表は全てアラビア数字を用いて番号をつける。
表は連続して数字の小さい順に文中で引用する。
各表に内容を説明するタイトルをつける。
公開済みのものである場合、表タイトルの最後に参考文献の形で出典元を示す。
表の脚注はアルファベット小文字を上付きにして表記し(重要な値及びその他の統計データにはアスタリスクを用いる)、表の下に記載する。

図及び画像に関する規程

電子媒体による図の提出

図はすべて電子媒体により提出する。
用いたグラフィックプログラム名を記載する。
ベクトルグラフィックにはEPSフォーマット、ハーフトーンにはTIFFフォーマットの使用が望ましい。MS Officeファイルも可。
フォントを含むベクトルグラフィックではフォントをファイルに組み込むこと。
図のファイルは「Fig」と数字を組み合わせ、Fig1.epsのように名前をつける。

線画

定義:影をつけない白黒グラフィック
細くて見えにくい線及び文字を使用せず、図中の線及び文字は全て最終的なサイズにおいて読みやすいものにする。
線は全て0.1mm(0.3pt)以上の太さにする。
線画は1200dpi以上の解像度とする。
フォントを含むベクトルグラフィックではフォントをファイルに組み込むこと。
 

中間調の色の画像

定義:薄い影のついた写真、図面、絵など
写真を拡大する場合、枠内に大きさのわかる目盛りをつける。
中間調の色の画像は解像度300dpi以上とする。
 

組み合わせ画像

定義:中間調の画像と線画の組み合わせ。例:線画を含む中間調の色の画像、飾り文字、色彩図など
組み合わせ画像は解像度600dpi以上とする。
 

カラー資料

カラー資料のオンライン公開は無料。
印刷するとモノクロで表示される場合、主要な情報が判読可能なものであること。色数が多い場合、モノクロ変換すると判別不能になる。簡単に確認するには、モノクロでコピーを取り、色の違いが判別できるかどうか見てみるとよい。
図をモノクロで印刷する場合、説明文に色の名前は記載しない。
カラーの図はRGB方式(1チャンネル8ビット)で提出する。

図中の文字

文字を入れる際のフォントは、Helvetica又はArial(sans serifフォント)が推奨される。
文字サイズは最終形で2〜3mm(8〜12pt)のサイズになるようにする。
ひとつの図中の文字サイズの種類は最小限に抑える。例:軸が8ptなのに軸ラベルに20ptを用いたりしない。
影や縁取り文字などの飾りを使用しない。
図中にタイトルや説明文を含めない。

図のナンバリング

表は全てアラビア数字を用いて番号をつける。
連続した数字の小さい順に文中で図を引用する。
図の各部分はアルファベット小文字(a, b, cなど)で表記する。
添付資料が論文に含まれ、それが1つ以上の図を含む場合は、本文中のナンバリングと連続させる。添付資料の図にA1、A2、A3などを使用しない。オンラインのみ利用可能な添付文書中の図(電子補助資料)は別に番号をつける。

図の説明

各図が何を示しているのかがわかるように正確でわかりやすい説明文をつける。説明文は図のファイルでなく、原稿のテキストファイルに含める。
Fig. と数字も併せて太字で記載した後に説明文を加える。
数字及び説明文の後に句読点はつけない。
図中に用いた記号についてはすべて説明文中で明確に定義し、グラフにおいては□(四角)や○(丸)などを座標として用いる。
公開済みの資料については、図の説明の最後に参考文献の形で出典を明確に示す。

図の配置とサイズ

可能であれば、図はテキストとは別に提出する。
図を作成する場合、サイズを列幅に合わせる。
通常の学術雑誌では図の幅は39mm、84mm、129mm、174mmのいずれかで、高さは234mm以下である。
書籍及び書籍サイズの学術雑誌では図の幅は80mm又は122mmで、高さは198mm以下である。

許可

公開済みの図を含める場合、著者は著作権保有者から印刷及びオンラインの形式の両方に関する許可を得る。無料の電子著作権を認めない出版社もあり、またSpringerは当該許可を得るのに要した費用の払い戻しは行わないので注意して頂きたい。そのような場合には、他の資料から引用すること。

アクセシビリティ

障害者を含む全ての人々が図の内容にアクセスできるようにするため、全ての図に必ず説明文をつけるようにすること。(目の不自由なユーザーが音声変換ソフト又は点字変換ハードウェアを使えるようになる)
パターン表示はカラー表示の代わりにまたは添加されて使用する。(色盲の利用者が視覚的要素を識別できるようにするため)
図中の文字のコントラスト比は4.5:1以上とする。

電子補助資料

提出

全ての補助的な資料を標準的なファイル形式で提出する。
各ファイルに以下の情報を含める。:論文タイトル、雑誌名、著者、所属、連絡担当の著者のEメールアドレス
ユーザーによるダウンロードに関して、サイズの大きなファイルはダウンロードに大変長い時間を要するため、ダウンロード中に問題が生じるユーザーがいる可能性があることをご理解頂きたい。

音声、ビデオ、アニメーション

縦横比:16:9または4:3
最大ファイルサイズ:25GB
最小動画時間:1秒
使用可能なファイルフォーマット:avi, wmv, mp4, mov, m2p, mp2, mpg, mpeg, flv, mxf, mts, m4v, 3gp

テキスト及びプレゼンテーション

資料はPDFファイルで提出する。ワードファイル(.doc)やパワーポイントファイル(.ppt)は長期実用性に欠ける。
図ばかりを集めたものをひとつのPDFファイルにまとめてもよい。

表計算シート

データ間の連動を行わない場合、表計算シートをPDFファイルに変換する。
読み手に計算機能を使用させる場合、表計算シートをマイクロソフト社のエクセルファイル(.xls)で提出する

特殊フォーマット

.pdg(chemical)、.wrl(VRML)、.nb(Mathematica notebook)及び.texなどの特殊フォーマットも使用可能。

ファイルの一括

複数のファイルは.zip又は.gzファイルに集めてもよい。

ナンバリング

補助資料を提出する場合、本文中で図表の場合と同様にどの資料かわかるように引用する。
補助資料は“Online Resource”とする。 例えば、“... as shown in the animation (Online Resource 3)”や、“... additional data are given in Online Resource 4”など。
ファイル名は連続させる。例:“ESM_3.mpg” 、 “ESM_4.pdf”

説明文

各補助資料について、ファイル内容をわかりやすく示す説明文をつける。

補助ファイルの取り扱い

オンライン提出された補助資料は、変換、編集又は再フォーマットを行わず、著者から受け取ったままの形で公開する。

アクセシビリティ
健常者、障がい者の別なく全ての人々が図の内容にアクセスできるよう、下記に留意すること。

原稿には、それぞれの追加資料についての説明文を含める。
ビデオファイルには、1秒に3回を越える頻度で点滅する光を含めない(点滅光で発作が出やすい視聴者のリスクを高めないための対策)。

著者の倫理的責任

本誌は、科学的記録の完全性の確保を重要な課題としている。本誌は、出版倫理委員会(Committee on Publication Ethics, COPE)のメンバーとして、不正の可能性のある行為に対してCOPEガイドラインに準拠した対処を行う。

研究結果の虚偽の報告は、本誌の信頼を損ね、論文著者の専門的技術を傷つけ、ひいては科学そのものの地位低下をおそれがあるため、厳に慎むこと。 研究と発表の完全性は、good scientific practiceの下記の原則に則ることで確保できる。

論文は、同時に複数の論文誌に投稿しない。
論文は、その一部または全体が過去に発表されたものではないこと。ただし、過去の研究に関する発展的内容である場合を除く(論文の再使用に関しては透明性を示し、テキストの再利用(自己剽窃)の疑いをかけられないようにすること)。
1本の研究を分割して論文数を増やし、複数の論文誌に投稿したり1誌に複数回投稿したりしないこと(サラミ論文)。
データの捏造や改竄(画像の操作を含む)で結論を補強しない。
他人のデータ、文章や理論をあたかも自分のもののように発表しない(盗用)。他人の研究の引用に対し、適切な表示を行うこと(コピーに近い(ほぼ逐語的な)内容、要約および/または言い換えを含む)、逐語的な引用箇所には引用符を明記し、著作権のある素材については許可を得ること。
重要:本誌は、盗用検出ソフトを使用することがある。
論文の投稿に先立ち、投稿に対する同意を全ての共著者から明示的に取得し、研究を実施した施設/機関の担当者から暗黙的または明示的な同意を取得する。
論文に氏名が記載される著者は、当該の研究に十分に寄与した者とし、研究結果に対して共同責任と説明責任を負う。

追記:

原稿の受理後は、著者資格と著者の表示順序の変更を認めない。
改稿、校正刷り、または発表後に著者の追加または削除を要請することは重大な事態であり、正当な要請である場合は変更を考慮することがある。著者資格の変更に際しては、正当な根拠を示さなければならない。全ての著者から文書にて同意を取得し、追加/削除する著者の役割/削除対象部分について詳細な説明がある場合のみ、変更を考慮することがある。改稿の段階で変更する際は、改稿後の原稿にその旨を明記した通信文を添付しなければならない。受理または発表後の変更については、依頼書と文書は出版社経由で本誌編集長に送付しなければならない。いずれも、依頼の裏付けとなる追加文書の提出が必要となる場合がある。変更依頼に対する決定は本誌編集長が行い、依頼が却下される場合もある。投稿の際には、著者グループ、連絡担当著者、および著者の表基準が正しいことを確認することを強く推奨する。
要請に応じて、研究結果の妥当性を立証に必要な関連文書またはデータが送付できるよう準備しておくこと。 提出が求められる資料には、生データ、サンプル、記録などがある。

不正の疑いがある場合は、本誌はCOPEガイドラインに則った調査を行う。調査の結果、妥当な懸念が提起される場合は、当該著者に連絡し、問題に対応する機会を提供する。不正が合理的疑いの余地なく立証された場合は、編集長が下記などの措置を講じることがある。

論文が選考中の場合は、却下し、著者に返却する。
論文がオンラインで発表済みの場合は、違反の性質と程度により、論文に訂正記事を付記するか、重大な違反については論文を撤回する。訂正記事または論文撤回の通知には、その理由を明記する。
著者の所属施設に通知する場合がある。

倫理規定の遵守

研究の客観性と透明性を確保し、倫理規定と職業倫理に関して一般に広く認められている原則を確実に遵守するため、資金源、利益相反の可能性のある関係(金銭的または非金銭な関係)、人を対象とする試験の場合はインフォームド・コンセントを得たこと、動物実験の場合は動物福祉に配慮して実験を行った旨を明記すること。

投稿の際には、“Compliance with Ethical Standards”と題した章を設け、下記の表記(該当する場合)を行うこと。

利益相反の可能性のある関係の開示
人または動物を対象とする研究
インフォームド・コンセント

論文誌の査読方針(二重盲検的な査読の有無など)や、対象分野により、基準が異なることがあることに留意すること。投稿に際しては、このセクションの手順を十分に確認すること。

連絡担当著者は、倫理規定の遵守を示す文書を収集し、査読時または出版後に要請された場合は提出できるよう準備しておくこと。

編集者は、上記ガイドラインを遵守しない原稿を却下する権利を有する。虚偽の記載や、上記ガイドラインの非遵守については、著者が責任を負う。

利益相反の可能性のある関係の開示

著者は、研究に直接の影響または影響を及ぼす可能性があるか、バイアスがかかる可能性のある全ての関係または利益を全て開示しなければならない。著者が利益相反はないと考える場合であっても、関係および利益を開示することでより徹底的な透明性の高いプロセスが確保でき、研究に対する正確かつ客観的な評価につながる。実際の利益相反または利益相反と受け取られる関係の有無についての判断は、読者が行うべきことである。このことは、研究を依頼した組織との金銭面での関係や、コンサルタント業務に対する対価を得ることの不適切性を示すものではない。利益相反と考えられる関係のうち、研究に直接的または間接的に関連する関係の例は次の通り。

資金提供機関から交付された研究費(提供元と補助金番号を明記のこと)
シンポジウムでの講演に対する謝礼
シンポジウムへの出席に対する資金援助
教育プログラムに対する資金援助
雇用またはコンサルタント業務
プロジェクトのスポンサーからの援助
諮問機関、取締役会その他のマネジメントに関わる関係
複数の組織への所属
株式や投資支払利子などの金銭的関係
知的財産権(例:特許、著作権、およびこれら権利の使用料)
研究において金銭的関係のある可能性のある配偶者および/または子の存在

また、金銭的関係や報酬(非金銭的関係)以外にも、読者にとって重要と考えられる関係は開示すること このような関係の例には、当該研究に直接的または間接的につながる人的関係または利害関係、または研究に影響を及ぼす可能性のある専門的関心または個人の信条が挙げられる。

連絡担当著者は、全ての著者からCOI開示書式を取得する。 著者の連携関係があり、代理について正式な合意が得られている場合は、連絡担当著者が全著者を代表してCOI開示に署名してよい。書式の例はここからダウンロード可能。

連絡担当著者は、参考文献欄の前に章を作り、利益相反の開示書の記載内容を明記する。

文例:
Funding: This study was funded by X (grant number X). (資金提供:本試験はXより試験提供を受けた(補助金番号X))
Conflict of Interest: Author A has received research grants from Company A.(利益相反: 著者AはA社より研究助成金を得ている)
Author B has received a speaker honorarium from Company X and owns stock in Company Y. (著者Bは、X社より講演料を得ており、Y社の株を保有している)
Author C is a member of committee Z. (著者Cは、X委員会のメンバーである)

開示する関係が無い場合、下記の通り明記する:
Conflict of Interest: The authors declare that they have no conflict of interest. (開示すべき利益相反はない)

ヒト被験者および/または動物に用いる研究

1) 人権に関する記載

ヒト被験者に関する試験を報告する場合は、研究がしかるべき組織内倫理委員会および/または国の研究倫理委員会の承認を得て、1964年のヘルシンキ宣言およびその後の同宣言の改訂を基盤とする倫理規範または同等の倫理基準に則り実施された旨を明記すること。

1964年のヘルシンキ宣言または同等の倫理基準の遵守に疑いがもたれる場合は、必ずそのようなアプローチがとられた理由を説明し、独立倫理委員会または施設内審査委員会が当該研究において倫理面で疑いがもたれる側面を明示的に承認したことを立証しなければならない。

参考文献欄の前に下記の文章を含めること:
Ethical approval: “All procedures performed in studies involving human participants were in accordance with the ethical standards of the institutional and/or national research committee and with the 1964 Helsinki declaration and its later amendments or comparable ethical standards.”(倫理審査による承認:ヒト被験者を対象とする試験における全ての手技は、施設および/または国の研究委員会の倫理基準および1964年のヘルシンキ宣言とその改訂もしくは同等の倫理基準に則り行われた)

レトロスペクティブ研究については、下記の文章を明記すること:
“For this type of study formal consent is not required.” (この種の試験では、正式な同意書の取得を必要としない)

2) 動物の福祉に関する記載

研究に使用される動物の福祉は尊重されなければならない。動物実験の報告においては、動物の飼育と使用に関する国際的、国および/または施設のガイドラインに準拠して行われた否かを明記し、試験が施設内の研究倫理委員会の承認を得たか(当該の委員会が存在する場合)、試験実施における慣例に従い行われた旨を明記する。

動物実験については、参考文献の前に下記の文章を含めること:
Ethical approval:“All applicable international, national, and/or institutional guidelines for the care and use of animals were followed.” (倫理審査による承認:動物の飼育と使用に関する国際的、国および/または施設のガイドラインを則り実施した)

該当する施設の場合(審査委員会が存在する場合): “All procedures performed in studies involving animals were in accordance with the ethical standards of the institution or practice at which the studies were conducted.”(動物を用いる試験で行われた全ての手技は、試験施設における倫理基準もしくは慣例に則り行われた)

論文にヒト被験者または動物を用いる試験を含まない場合、下記の文章を明記すること:
“This article does not contain any studies with human participants performed by any of the authors.”(本論文は、著者または一部の著者がヒト被験者について行った研究を含まない)
“This article does not contain any studies with animals performed by any of the authors.”(本論文は、著者または著者の一部が行った動物実験を含まない)
“This article does not contain any studies with human participants or animals performed by any of the authors.”(本論文は、著者または著者の一部が行ったヒト被験者や動物を対象とする試験を含まない)

インフォームド・コンセント

ヒトは全て、個人としての権利を有し、これを侵害してはならない。例えば、試験におけるヒト被験者は、試験において収集される(個人が特定できる)個人情報、試験または聞き取り調査の際の発言内容、および撮影される写真に対する取り扱いを決定する権利を有する。このため、試験への参加に先立ち、全ての参加者から文書にてインフォームド・コンセントを取得することが重要である。試験参加者の個人が特定される情報(氏名、生年月日、ID番号その他の情報)は、当該情報が科学研究を行う上で必須であり、試験参加者(もしくは試験参加者が同意を表明できない場合は親または保護者)より公表に関して書面によるインフォームド・コンセントを取得した場合を除き、文章、写真およびゲノムプロファイルの形で発表してはならない。一部の症例では完全な匿名化は困難であり、匿名化の確保について疑いがもたれる場合はインフォームド・コンセントを取得すること。例えば、試験参加者の写真の目の部分を隠す処置は、匿名性の確保手段としては不十分である。匿名性の確保のため、ゲノムプロフィールなどの個人が特定できる特徴に変更を加える場合は、当該変更が学術的な意味を損なわないことを保証すること。

下記の表現を明記すること:
インフォームド・コンセント: “Informed consent was obtained from all individual participants included in the study.”(試験に参加した全ての被験者より、インフォームド・コンセントを取得した)

被験者の個人を特定する情報が論文に明記される場合は、下記の表現を明記すること:
“Additional informed consent was obtained from all individual participants for whom identifying information is included in this article.”(本稿で個人が特定できる情報を示した全ての被験者より、別途公表に関するインフォームド・コンセントを取得した)