日本メジフィジックス 医療関係者専用情報

はじめに(冊子より一部抜粋) 京都府立医科大学 特任(名誉)教授 西村 恒彦

本冊子は、いずれも臨床現場の第一線でご活躍の先生方にご執筆いただいた。
腫瘍PET画像の読影を概説いただいた後に、各癌種におけるFDG集積、PET画像診断の精度と注意点および臨床的位置づけを記述いただいた。
さらに、癌種ごとに、PETの典型画像やピットフォール画像および治療方針決定や治療効果判定に役立った症例画像を多数掲示いただいた。
最後に2012年4月に保険適用された心サルコイドーシスについて、特に問題となる前処置の方法を詳述いただいた。
全体を通して読みやすく平易な記載を心がけて制作・編集している。
これまでのPET検査は、核医学検査の一つとして核医学担当の医師・技師が中心に業務を担ってきたが、今後は放射線検査の一つとしてCTや
MRIと同じように広く認知されて実施されることを期待したく、本冊子がその一助となれば幸いである。

用途  
我が国で医薬品として承認されているPET製剤はFDGのみであるため、FDG-PETは「PET」、FDG-PET/CTは「PET/CT」と記述している。
また、PET/CT装置で得られた画像を「PET/CT画像」と記述し、PET専用装置で得られたPET画像とCT画像の融合画像と区別している。
症例画像に関する注意  
本冊子に紹介した症例画像は、臨床症例画像の一部を紹介したものであり、全ての症例が同様の結果を 示すわけではない。
本冊子の症例画像を紹介する場合、PETの診断精度も併せて紹介すること。