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ブルークローバーキャンペーンブルークローバー・キャンペーン2008 シンポジウム

パパの明日を、まもりたい。知ることから始めよう! 〜前立腺がんの検診と治療〜

患者さんの多様な価値観に応えるがん治療を目指して

前立腺がんが見つかると、病理診断の所見やPSA値などからリスクを念頭において治療法を考えます。低リスクがんはグリーソンスコア6点以下でPSA値10以下、肛門から前立腺を触っても硬いものに触れない状態です。この場合は手術、小線源治療、待機療法、ホルモン療法とたくさんの治療選択肢があります。

小線源治療とは前立腺にシードという小さなチタンの針を埋め込み、継続的に弱い放射線を出す治療です。短期の入院で済み、性機能は当面維持できますが、一時的に尿が出にくくなることがあります。待機療法はすぐには治療せずにPSA値を定期的に測って1〜2年様子を見て、必要に応じて治療を検討します。他に病気のある人や、性機能を含めた副作用が心配な方、高齢の方に向いています。

中間リスクはがんが前立腺の皮膜を破って外に出ていない段階です。開腹手術や腹腔鏡などを利用する低侵襲手術、放射線療法があります。

高リスクはグリーソンスコアが非常に高く、がんが前立腺の皮膜を破っているもの。基本の治療は放射線の外照射か手術で、ホルモン療法との併用が通例です。

放射線療法は技術革新が進み、他の臓器を避けて前立腺だけにあてる3次元原体照射、さらに進んだ強度変調放射線治療(IMRT)が出てきています。質の高い放射線治療は手術した場合と治療成績が変わりません。どのような装置で行うかが重要です。

ホルモン療法は抗がん剤に比べると副作用は少なく、他の根治的な治療と組み合わせても使います。前立腺がん治療の副作用は、個々の治療法によって現れ方が異なり、患者さんがその特徴と効果を理解して治療を選ぶことが大切です。


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