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PSA検診で発見が増える前立腺癌に 小線源療法で高い治療効果を 青木 学 先生(東京慈恵会医科大学放射線医学講座 講師)斉藤 史郎 先生(国立病院機構東京医療センター泌尿器科 医長)

小線源療法なら早く社会復帰できる

早期癌に関しては、手術、小線源療法、IMRTの治療成績は大きく変わらないので、治療成績以外の要素が選択の決め手となります。

手術は、いくら縮小手術が行われるようになっても、やはり患者さんにある程度の体力が備わっていることが前提となります。年齢的には70〜75歳くらいまでが一般的です。入院期間は2〜3週間。手術を受けた人の約1割に尿漏れ、約半数に勃起不全が現れます。

小線源療法は特に体力を必要とはしません。東京慈恵会医科大学附属病院では、75歳か、もう少し上の年齢までを対象にして治療を行っています。尿勢の一時的な低下、頻尿、切迫尿などの副作用が現れますが、重い症状ではありません。治療に要する時間は2時間ほどで入院期間は4日。すぐに通常の生活に戻ることができます。

lMRTを受けるのに年齢制限はなく、副作用は小線源療法と大きな違いはありません。小線源療法の副作用が治療後1〜3カ月をピークに集中して起こるのに対し、IMRTでは副作用のピークは低いのですが、1〜2カ月にわたって現れる傾向があります。治療期間は長く、1週間に5日、合計7〜8週間の通院が必要です。

治療成績はほぼ同じなので、患者さんはご自分の置かれている環境によって、手術か小線源療法かIMRTを選ぶことになります。仕事されている方だと7〜8週間毎日通院するのは大変でしょうが、小線源療法や手術を選択すると無理がありません。また、一般的な尿漏れや勃起不全などの合併症を避けたいのであれば、手術は敬遠したほうがいいかもしれません。

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