妄想や幻覚、暴力行為などの周辺症状に対する薬物療法の注意点を教えてください。

Answer
上手な介護、適切な対応などの非薬物療法だけでは不十分なときに、はじめて薬物療法を併用します。以下にその注意点を示します。

認知症でみられる行動障害・精神症状に対する薬物療法の注意点

まとめ

レビー小体型認知症は、動揺性を示す認知症と特徴的な幻視、薬剤に起因しないパーキンソン症状のうち2つがみられるときに臨床診断を下すことになります。レビー小体型認知症では、抗精神病薬などに過敏性を示す場合があり、可能な限り他の認知症疾患、とくにアルツハイマー病との鑑別が必要になってきます。レビー小体型認知症とアルツハイマー病との鑑別が困難なとき、脳SPECT検査が両者の鑑別に役立つ場合がしばしばあります。レビー小体型認知症では、血流低下が頭頂葉後部から後頭葉外側部、さらに後頭葉内側部にまで拡大してみられることがアルツハイマー病との違いです。認知症疾患の鑑別に際して脳SPECT検査は有効なツールとなります。