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メタストロン注(ストロンチウム-89)治療 院内の流れ

Case2 診療科でストロンチウム-89の適応判断を行う場合

1. 患者さん初回来院

診療科

ストロンチウム-89適応の判定

来院された有痛性多発性骨転移患者さんについて、ストロンチウム-89適応候補患者チェックリストを用いて、記載された臨床検査値と治療歴を元にストロンチウム-89の適応の可能性の判断を行います。
必要であれば追加検査(例:血液検査、骨シンチグラフィ)を受けていただきます。
その際、患者さんには再来院していただくこともあります。

ストロンチウム-89の適応ありの場合

メタストロン®注発注シートを記入し放射線科・核医学部門等へ送って投与の予約をし、ストロンチウム-89の発注を依頼します。

下記の手順で患者さんに説明を行います。

1) ストロンチウム-89治療に関する説明を行います。

2) 治療を受けることの同意をいただきます。

3) 治療を受けるにあたっての注意事項を確認します。

4) 体重測定を行います。

5) 投与の日時と場所(放射線科・核医学部門)、当日の流れの説明を行います。

放射線科・核医学部門等

ストロンチウム-89の発注

メタストロン®注発注シートに記入し、弊社カスタマーサービスグループへファックスを入れます。カスタマーサービスグループからは返信のファックスが届きます。

2. 治療当日

放射線科・核医学部門等

ストロンチウム-89の受領と保管

ストロンチウム-89納入日に製剤を受領します。
カスタマーサービスグループからの返信ファックスに基づき、製剤の確認(検定日等)を行い保管します。

ストロンチウム-89の投与

メタストロン注の投与日・体重別投与容量(mL)

1. 放射能測定と投与液量の決定

1) 分注前にストロンチウム-89の放射能をバイアルにいれたままγ線測定用のドーズキャリブレーターで測定し記録します。

2) バイアルをバイアルシードに移します。

3) 投与量2.0MBq/kg(一人当たり最大141MBq)となるよう、体重及び放射能を基に投与液量を決定します。その際、投与液量の早見表でも確認します。


投与イメージ

2. シリンジへの分注

ストロンチウム-89をシリンジへ分注します。

3. ストロンチウム-89の投与

(診療科の医師が投与する場合もあります)

1) 患者さんの氏名を確認します。

2) 翼状針または静脈留置針を用いて静脈を確保し、
三方活栓を接続します。

3) 1〜2分かけて、ゆっくり投与します。
投与中に、投与部位の痛みや漏れはないか、患者さんの気分の変化がないかなどを確認します。


4. ストロンチウム-89の投与後

ストロンチウム-89治療 患者情報カード

1) しばらく安静待機していただき、有害事象の有無を確認します。

2) 患者さんに日常生活の注意事項を確認していただきます。

3) ストロンチウム-89治療患者情報カードに必要事項を記入し、患者さんに渡します。

4) 患者さんの退出時に、線量率(またはGMサーベイメータによる計数率)を測定し記録します。

5) 次回の受診日を確認した上で退出し、帰宅していただきます。


3. ストロンチウム-89投与後の安全性の確認

診療科または放射線科・核医学部門等

患者さんにはストロンチウム-89投与後、定期的に血液学的検査を受けていただきます。
期間は通常、月1回 4ヵ月程度となります。