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メタストロン注(ストロンチウム-89)の治療を受けられる患者さんとご家族の方へ 骨の痛みの治療Q&A

日常生活での注意

Q4注射前に注意することはありますか?
A.お薬注射前の絶食は不要ですが、カルシウム剤を服用されている場合には医師とご相談ください。
骨に集まらなかったストロンチウム-89を早く尿に出すために、注射当日を含み数日間は十分に水分をとってください。
Q5注射後に注意することはありますか?
A.このお薬の効果がみられるまでは、それまで使用していた痛み止めのお薬はそのまま服用してください。痛み止めのお薬を減らす場合は、医師の指示にしたがってください。
骨の痛みがやわらいでも、以前のような活動をすると骨折するおそれがありますので、日常の活動に戻ることについては医師の指示にしたがってください。

女性の方はお薬の注射後2年間は避妊をしてください。また、授乳中の場合、投与後1年間は授乳を中止してください。
他科や他の病院で治療を受ける場合には、常に患者情報カードを携帯し、ストロンチウム-89による治療を受けていることを、その医師に伝えてください(投与後1年間)。
Q6注射後に周囲の人へ注意することは?
A.このお薬から出る放射線はベータ線とよばれ、体内では最大8mmの範囲にしか影響を及ぼしません。したがって、体内にあるストロンチウム-89による周囲の人への影響はほとんどないので、この治療のために入院する必要はありません。
ただし、注射後1週間くらい血液と尿に残るので、血液や尿の取扱いには十分に注意し、ご家族や介護者の方に影響が及ばないようにする必要があります。
>>患者さん・ご家族(介護者)への「安全管理上の注意事項一覧」はこちら
注射後1週間、特に最初の2日間は骨に集まらなかったストロンチウム-89がたくさん尿から排泄されますので、下着やトイレをよごさないようにし、以下の注意をおねがいします。
男性の方も便座に腰かけて排尿してください。
トイレの使用後はトイレの水を2回流してください。
尿や血液がこぼれた場合には、トイレットペーパーできれいにふきとり、トイレに流してください。
もし、けがをした場合、こぼれた血液を洗い流してください。血液はトイレットペーパーできれいにふきとりトイレに流してください。
注射後1週間は、以下の注意をお願いします。
トイレの後(排尿・排便後)や血液が手についた場合は必ず石鹸で手をよく洗ってください。
患者さんの衣類などの洗濯は、他の人の衣類とは別にし、血液や尿の付着したシーツ類や下着類は、十分にすすいでください。
ご家族や介護者の方が、患者さんの尿や血液や、それらがついた衣類などをとりあつかう場合には、手袋を着用してください。また、尿や血液に触れた場合や作業後には、必ず石鹸を用いてよく手を洗ってください。
特に失禁のある患者さんの場合は、ビニール製のシーツを使用することも推奨されています。家庭で使用したオムツは、ビニール袋に入れ、内容物がもれないように封入して、一般ごみとして処理してください。
導尿カテーテルを使用している場合は、以下の注意をしてください。 (投与後1週間)
導尿カテーテルに付随する尿パックの中の尿はトイレに捨て、水を2回流し、処理後はよく手を洗ってください。